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iPad Airかmini(2014)を買うぞ!iPadに魅力を感じなかった僕が、今年はiPadを買おうと思う理由と利用用途

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今年はiPadを買おうと思っていると、以前から宣言し続けている。
さらに言えば、iPadのWi-Fi + Cellular版を買おうと思っている。一応自宅にiPadはあるが、僕は今までタブレットをそれほど積極的には使ってこなかった。

正直無くても困らないし、それほど魅力も感じなかったというのが今の見解なわけだが、そろそろ一度「本気」で使ってみようと思ってみた。

その理由などを紹介してみる。

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iPadなどタブレットがイマイチパッとしない理由

iPadから始まったタブレット市場は、登場時PCを駆逐するなんていわれたが、結局大して変っていない。どこでも使えるスマートフォンと、じっくり作業するのに適したPCの狭間にあるからだと僕は思う。

ただ、何でどこでも使えないのかと言えば、タブレットはiPadに限らず、Wi-Fi版とLTEなどのモバイル回線も使えるWi-Fi + Cellular版が存在し、売れているのは圧倒的にWi-Fi版という理由が大きい。

そうなる理由は単純で、月額の維持費がかからないからだ。僕も同じ理由でこれまでタブレットはiPad 2→iPad(第4世代)、Nexus 7と色々買ったが全てWi-Fi版。ただ、これには難点があって自宅でしか使わなくなるということだ。

テザリングやWi-Fiルーターがあるじゃないかという人もいるだろうが、タブレットやスマートフォンは使いたい時すぐ使えることが魅力。テザリングの接続操作とかははっきり言えば「面倒」だ。

手元にすぐ繋がるスマホがあれば、そっちを使うっていうのが自然な流れじゃないかと思う。一度は持ち歩いてみるものの、やめちゃった人も多いんじゃなかろうか。僕なんかまさにそうだ。

本気でタブレットを使うためにやりたいこと

まあ別に無理しなくても、スマートフォンがあるからいいじゃないかって意見は確かにある。ただ、一回使い倒して、それでも要らないと感じたらもう未練はなくなるかなと思って、今回思い切ってWi-Fi + Cellular版で行こうと思う。

うまく使いこなせばメリットもかなりあると思っているのだ。

理由は主に4つ。

スマートフォンのように最新モデルに振り回されなさそう

僕はここ数年iPhoneを毎年のように買い換えているが、iPhoneのように話題の端末って、僕みたいなガジェット好きはどうしても手にいれたくなる。

例えば今年のiPhone 6なんて製品としては、これまでのiPhoneほど魅力は感じなかった。だが、結局買ったw

ただ、これがiPadなどタブレットになればそういう事には恐らくならないと思う。そもそも話題性が薄いし、iPadを例にしてもスマートフォンの最新機能が、1年遅れとかで搭載されているイメージがある。

デザイン的にも大きく変わらないし、変わっても強烈に物欲を刺激するような事は少ない(昨年のiPad Airですらスルーできたので)。

いわゆる2年縛りの期間どころか、それを超えても普通に使えそうな気がするのだ。

オレライブラリとして辞書的に使えそう

今回iPad購入にあたりCellular版を買う以外にもう一つ決めていることがある。それは、ストレージが最大容量のものを買うってことだ。

1つ目の理由にも関わるが、長く使えそうなのでデータはどんどん蓄積させたい(逆に今iPhoneは極力クラウド化してデータを持たない方向にしている)。Evernoteのようなクラウド系ももちろん使うが、元々僕がiPadでよく使っていたマニュアル類を全て格納したり、

近々始まるであろうiCloud Photo Libraryも活用し、写真・書籍・各種データなどあらゆるものを格納した、オレライブラリを作ろうと思っている。

電話やSNSなどコミュニケーション系は手軽さにおいてどうしてもスマートフォンに負けるだろうが、ため込んだデータの閲覧性とかは画面の大きいタブレットの方が優れている。

そこをうまく使いこなせたら、きっと便利になると思う。

電子書籍をもっと活用できそう

これは結構大きな理由。
電子書籍も日本でわりと普及してきたが、やはり本は画面が大きくないと読みづらい。僕は電子書籍に関して、ある程度の切り分けをしていてそれは、

漫画:電子書籍
活字本:電子版が圧倒的に安くない限りは紙の本

という分け方だ。漫画は基本的に電子しか買わない。画面で読んでも特に不都合を感じないし、一気に読みたいような時紙は持ち歩くのが大変だが、電子ならそういうのがないからだ。

ただ、Kindleとかで購入してまとめてダウンロードすると、容量が結構バカにならない。iPhoneだとこれまである程度厳選する必要があったが、大容量ストレージを持つiPadなら、まさに「全て」を持ち歩くことも可能だと思った。

モブログにチャレンジしたい

今はブログもiPhoneなどスマートフォンだけで書く、「モブログ」派の人も多いだろうが、僕は「モブログ」否定派だw
手直し以外でiPhoneからこのサイトの記事を書いたことはない。

まあWEBで日記的なものを書くことをトータルでは10年以上やっているので、やはり昔の名残があるというのが、やらない理由の1つ。もう1つは、SNSとかがある中でわざわざ移動しながらブログ書きたいかと問われたら、そこまで頑張る気はないと答えるからだ。

ただ、ブログを書くまではいかないまでも、手直しをしたいことはあるし、そういう環境だけは整備しておいても罰は当たらないな、と最近思うようになった。

だったら、よりPCに近いiPadから入るのが、僕のような古い人間にはあっているじゃないかと思った。

終わりに

今回iPhone 6 Plusという端末が発売されたことで、スマートフォンとタブレットの2台持ちをしていた人が1台に集約しようとする動きを結構見る。

これはこれで正しいアプローチだとは思う。やはり持ち歩く端末をいたずらに増やしたくはないので。今回僕はガラケー+スマートフォンをやめて、スマートフォン+タブレットという新たな2台持ち構成になろうとしているが、使った結果集約する可能性は十分ある。

まっ、それも一度使い倒してみないとわからないよねって話なので、もしかしたら無駄金になる可能性はあるが、やってみようと思っている。


BUFFALO Bluetoothキーボード「BSKBB24」レビュー。iPad Air 2に最適なキーボードの選定ポイント

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先日色々悩んだ結果、購入したiPad Air 2。

ケースと合わせて絶対購入しようと決めていたアクセサリがあって、それはBluetooth接続のキーボードだ。iPadにキーボードを接続して使っている人は、そこそこいるためケース一体型含めて数多くの製品がある。その中で、僕が選んだのはBUFFALO「BSKBB24」という製品。

選定ポイントなどを紹介してみる。

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iPad用外付けキーボードの選定ポイントと理由

まず、僕がiPad用のキーボードを選択するにあたり、ポイントとしたのは以下だ。

  • 薄型、軽量であること
  • バッテリー内蔵型であること(電池式は分厚くて重い)
  • 折りたたみ型にはしない(壊れやすいので)
  • 幅はiPad Air 2の高さ(240mm)以内であること
  • キーピッチ(各キーの幅)は標準サイズ(19mm)になるべく近いこと
  • ケース一体型キーボードにはしない

まあよくある選定ポイントだとは思うが、ケース一体型を選ばなかったのがある意味僕のこだわりだ。

ケース一体型キーボードを選択しない理由

iPadをどういうデバイスかと考えた場合に、INPUT(WEB閲覧など)が8割、残りがOUTPUT(テキスト入力、画像編集など)と考える。色々できることは事実だが、タブレットってやはりコンテンツを消費するのが中心のデバイスだと僕は思うのだ。

ケース一体型キーボードは、タブレットをOUTPUT中心のデバイスと考えたら便利だと思うが、実際使うシーンって月に何回あるのかと考えたら少ないと思った。まあ、僕の場合だと月に2、3回だろう。だとしたら、キーボードがある分重くなるし、ケースとしての使い勝手も悪くなるケース一体型キーボードはいらないと思った。

あと、一体型にするとその端末を使わなくなったらキーボードも同時に寿命を迎える。キーボードやマウスなどの入力デバイスって、そんなに買い替えるイメージ無いんですよね。特に慣れ親しんだものは、少しでも長く使いたくなるもので、そう考えると一体型じゃない方がいいんじゃないかと僕は思う。

BUFFALO Bluetoothキーボード「BSKBB24」の選定ポイント

というわけで、僕が購入したのはBUFFALO Bluetoothキーボード「BSKBB24」だ。
このキーボードは、150g程度と軽量で、バッテリー内蔵型のため薄型。キーピッチも17mmと通常サイズとまではいかないが、十分と言えるくらいの大きさは確保されている。

このキーボードは実際に店頭でいくつか比較して決定したのだが、とにかく薄い事が大きな魅力。キーストロークはそれなりにあるしキーボードとしての使い勝手はベストではないが、かなりいい。iPad Air 2は薄くて軽い事が魅力なのに、ここでデカいキーボードなんか持ったら台無しですからね。

BUFFALO Bluetoothキーボード「BSKBB24」の外観

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箱は至って普通。
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キーはUS配列で、ファンクションキー(Fn)と組み合わせることで、iPadのホームボタンやボリュームボタン押下時の動作を再現できる。これ、地味に便利ですよね。
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裏側は特になにもない。
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左側面には電源スイッチ。
まあ薄いってことがよく分かると思う。
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右側面には充電用のmicroUSB端子。本体の厚さはほぼこの端子の厚さである事が分かる。
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幅はiPadよりも短い。つまり重ねて持ち歩くのも違和感が無いと言うことだ。これが僕のこだわりポイントの1つだ。

実際に使ってみた

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先日、広島のモーニング娘。コンサートに行った時、新幹線を使ったがその車中で使ってみた。これが非常に便利なんですね。
WEBを見たりする時は、座席に座って本を読むように閲覧ができるし、がっつり文字を入力したい時は上記画像のようなスタイルで入力できる。ノートパソコンに匹敵する使い勝手だ。キーピッチが17mmと少し狭く、手の大きい人には不便かもしれないが、僕はそれほど気にならないレベルだった。まあ標準サイズの使用感には劣りますけどね。そこは、可搬性とどちらを優先するかの話になると思う。
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それなのに、iPad Air 2とケースとキーボードを合わせて重量は752g。幅や厚みはほとんど本体と変わらない。

これだけ薄型軽量で、バッテリーもほぼ丸一日持続し、通信モジュール内蔵型のパソコンはまだ存在しない。iPhoneなどスマートフォンほどの機動性はもちろん無いが、新幹線や飛行機などの車中、出先でちょっとメールを打つくらいの目的であれば、スマートフォン単体よりは遙かに生産性が高いし、かといってノートパソコンほど重くもない。これは恐ろしく便利な端末だなと思った。

終わりに

現在の僕のライフスタイルだと、出先で文字を大量に入力するようなシーンはそんなに多くない。
あるとしたら、セミナーみたいなものに行ってメモをとるとかってくらいなのだが、そういう時はノートパソコンを持って行っていた。ただ、今後こういう時にノートパソコンを持っていくことは無くなる気がする。MacBook Airの1kg弱ですら重いし(今僕が使っているのはMacBook Pro Retina 13なのでさらに重い)、何よりバッテリーの残量をほとんど気にしなくて良いことが大きいのだ。

そして、これだけの環境がタブレットで成立してしまったら、メモをとるなどのタイピング程度ならこれだけで事足りてしまうが、それはある程度分かっていた事。僕が今回iPadを購入したのは、近いうちに出るであろうMicroSoft OfficeのiPad版の登場を意識し、さらに使える幅が広がる事を期待してのものだった。

で、これが先日発表されたのだが、これが驚く程の完成度でOfficeドキュメントもタブレットで事足りてしまうのではないかと思ってしまった。この事はまた後日紹介しようと思う。とりあえず、このキーボードは大満足!

iPadやMacの画面保護にお勧め!マイクロソリューション「ガラス繊維ケイ素系ポリマーコート・クリスタルコート」

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iPad Air 2を購入して2ヶ月弱が経過し、ヘビーユーザーとまでは行かないが、もはやiPadがないのは考えられないという程度には僕の生活に浸透した。元々最低2年は使うつもりで購入したが、きっとそれよりも長く連れ添うことになるだろう。

そんなiPad君の保護は純正のSmart Caseを付けているだけの状態が長く続いていた。iPadなどのタブレットに限らず、スマホにおいても定番のアクセサリーと言える液晶保護フィルムや保護ガラスは使っていない。ただ、本体に元々施されているコーティングもそのうち剥げてくる。なので、いつかは対策は必要になるわけだがいいものを見つけた。

液晶保護フィルム・保護ガラスのメーカーとして、一部の人には有名であろうマイクロソリューションが販売する「ガラス繊維ケイ素系ポリマーコート・クリスタルコート」というコーティング剤だ。

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iPadに保護フィルム・ガラスを貼らない理由

僕はiPhoneに必ず保護ガラスを貼る。これには手触りが非常に良くなることと、万一落とした時被害を最小限に抑えられるメリットがある。

で、iPadでは何故貼らないかと言えば、これは全て液晶が大きいことに起因する。つまり、

  • 液晶が大きいから、フィルムやガラスの貼り付けが難しく、失敗リスクが高い
  • 液晶が大きいから、フィルムやガラスの価格が高くなる
  • 液晶が大きいから、貼り付け後の重量も重くなる(特にガラス)

という事だ。正直あまりメリットを感じないんですよね。フィルムやガラスのコーティング効果も無限ではないし(通常フィルムは1ヶ月、ガラスは3ヶ月程度と言われる)、その都度上記デメリットが降りかかってくる。

さらに言えば、タブレットをポケットに入れて持ち歩くような人はほとんどおらず、通常はカバンに入れているため、落とすリスクも低い。実際僕は2ヶ月弱使って、1度も落としたことはない。

だったら、コーティング剤を塗るのが一番合理的じゃないかと思った。

マイクロソリューション「ガラス繊維ケイ素系ポリマーコート・クリスタルコート」のお勧めポイント

そこで探して購入したのがマイクロソリューション「ガラス繊維ケイ素系ポリマーコート・クリスタルコート」。
パッケージは
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本体と
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簡単な説明書とクロスという実にシンプルな構成。

今回「ガラス繊維ケイ素系ポリマーコート・クリスタルコート」を選択した理由は、コストパフォーマンスの高さだ。何かと言えば、価格は4,000円ほどするが、

  • 300ml程度と圧倒的に量が多い
  • タブレット、スマートフォンの液晶以外にも幅広く使える

ということだ。得に量は圧倒的で、以前購入したことのあるフッ素コーティング剤は3ml程度、ガラス繊維ケイ素系ポリマーコート・クリスタルコート」は300ml程度と10倍どこか100倍違う。
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比べたらまさに大人と赤ちゃんだw
だが、効果は差を感じない。

クリスタルコートの使い方と用途

で、このクリスタルコートだがどうやって使うかと言えば、何のことはない。クリスタルコートを吹き付けて、付属のクロスを使って拭き上げて、後は硬化するまで48時間待つだけだ。とても簡単で、保護フィルムのように貼り付けスキルは不要だ。

ただ、48時間放置というのはなかなか難しいので、とりあえず寝る前に塗るくらいがお勧め。
また、クリスタルコートは家電などでの利用も可能だ。例えばリモコンとか眼鏡とかに塗るのもあり。僕はMacの液晶と、キーボード側に軽く塗っている。手に触れる端末だと手触りが明らかに良くなるし、指紋などの汚れが付いてもサッと拭けばすぐにとれる。また、ホコリなども付きにくくなったように感じる。

コーティング効果は3ヶ月程度とされていて、重ね塗りもOKだが、これなら十分液晶保護フィルム・ガラスの代わりになる。そして、スマートフォン・タブレットに使う程度なら、1年や2年で使い切ることはまず無いだろう。

終わりに

というわけで、「ガラス繊維ケイ素系ポリマーコート・クリスタルコート」はなかなかお勧め。
初期投資は4,000円程度とお手軽とは言えないが、量が多く長く使えるので1回当たりのコストとしては保護フィルムとかとは比べものにならないだろう。

ただし、この製品は汚れを付きにくくしたり、手触りを良くするためのコーティングをしているだけで、落とした時に本体が傷つくのを防いだりはしない。スマートフォンなど落とすリスクの高い端末では、必ずしもベストとはいえないので、その辺りは利用目的を明確にしてある程度の割り切りは必要となる。

ただ、iPadなどタブレット端末、スマートフォンに貼った保護ガラスのコーティング効果を復活させる目的として使うのはありかと思う。

iPad Air 2で使用している最低限のアクセサリ5選。タブレット初心者が3ヶ月使用後に残った厳選アイテムを紹介

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iPad Air 2を購入して、約3ヶ月が経過した。
今回購入したのはiPad Air 2 128GB(SIMフリー)ということで、最高スペックであり、文句の付けようがない構成となっている。というのも、iPad含めてタブレットは過去に何度か購入したが、それほど使ったとは言いがたく、未だに初心者。今回ほとんど使わずに文鎮化したら、タブレットはもう買うまいと決意した上での購入だった。

で、結果としては予想以上に僕の生活に普通にマッチして、無かったら困るとまでは言わないが、あればさらに便利という程度には使いこなすことが出来た。どんな事に使っているのかは、また別の記事で紹介しようとは思うが、今回はそのiPadで使うようになったアクセサリを紹介しようと思う。

いくつかの製品は実際購入して色々試してみたが、3ヶ月使って残ったのはこれから紹介する5つ。自己満足度は非常に高くて、多分当分はこの構成を変更する事はないと思う。

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iPadが生活に溶け込むことが出来た理由

正直自分でもどうかな〜と思いつつ購入した、iPad Air 2。だが、結果としては買ってよかったと思っている。そして、これがiPad Air 2だったからというのもかなりあるので、まずはそこを紹介しておこうと思う。

ポイントはとにかく軽いので持ち歩く事が苦にならず、Touch ID搭載のためセキュリティが比較的高いため、iPhoneと同じかそれ以上に個人用のデータを集約できた事だった。

そして、これがかなり意外だったのだが、iPhone使っていて動作スピードをあまり気にしたことが無かった僕がiPad Air 2は圧倒的に早いと感じた事だ。スペック的には確かに、CPUもメモリもiPhone 6より優れているわけだが、正直大して差があると思っていなかった。が、iPad Air 2は本当に早くて快適なのだ。

たったこれだけ?と思う人もいるかもしれないが、それが出来るタブレットって現状はiPad Air 2だけだと思う。いい時に買ったなと、我ながら思った。

必須アクセサリ

そんなiPad君だが、使っているアクササリが案外多い。iPhoneだとケースと液晶保護フィルムかガラスくらいだが、PCに近いタブレットならではというアクセサリもある。

ざっくり紹介しようと思う。

ケース「iPad Air 2 Smart Case」

ケースは面白みはないものの、Apple純正「iPad Air 2 Smart Case」を使っている。
このケースの魅力は質感の高さと軽さ。ケースを付けても600gなので、非常に軽くて使いやすい。

もちろん、スタンド機能もあるため、キーボードとセットでPCスタイルにして使う事もできる。とりあえずこれで全てが満たされてしまうと言う、純正ならでは使い勝手。

液晶保護「ガラス繊維ケイ素系ポリマーコート・クリスタルコート」

どうしようか悩んでいたが、iPadにはフィルムやガラスは貼らないことにした。理由としては、画面が大きい故に価格が高く、貼り付けの難易度も高いことが1番。そして、iPhoneと違い落とすリスクはかなり低いというのもある。

ただ、タッチデバイスは指滑りが使い勝手を左右する面もあるため、ケイ素コーティングを施すことにした。「ガラス繊維ケイ素系ポリマーコート・クリスタルコート」は価格が4,000円ほどと高いが、量が多いためiPadだけに使うなら、1年どころか10年近くは使えそうなので、コストパフォーマンスは非常に高い。

スタイラスペン「Su-Pen T9」

タブレットならではのアクセサリといえるのがスタイラスペン。
数多くの製品が存在するが、僕は「Su-Pen」を使っている。手書き入力アプリを開発するMetaMoJi社が開発したスタイラスペンで、文字を書くことに主眼が置かれている事が特徴。

僕はイラストを描かないため、メモアプリや手書き入力での利用が中心だが、ゆったり使う時に重宝している。

Bluetoothキーボード「BSKBB24」

これもタブレットならではと言えるアクササリ。
Bluetoothの外付けキーボードなのだが、これを買ってからとりあえずMacを外に持ち歩く事が激減した。もはや皆無と言っていいレベルで、iPadを購入したメリットはここにあるとも言える。

キーピッチやキーストロークはフルサイズには及ばない。毎日外出先で文字を打つような人にはあまりお勧めできないが、僕のように月に数回レベルであれば必要十分なキーボードだ。

キャリングケース「Digio2 タブレットケース」

で、これらを一纏めにするケースとして「Digio2 タブレットケース」を使っている。
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これは別にiPad用というものではなく、汎用的なタブレットケース。
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中にポケットが3つあり、そこにスタイラスペンやモバイルバッテリーも入れている。
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そしてiPadとキーボードを一緒に収納。
カバンが変わった場合も、とりあえずこれを入れ替えたら、オレガジェットは全て揃うという状態にしている。これ、なかなか使い勝手がいいのでお勧めだ。

終わりに

いかがだろうか。全ての方にお勧めとまでは行かないが、タブレットにPCライクな使い勝手を求めている人には参考になるかもしれない。

特にiPadは余程の事がなければ長く使う人が多く、僕も最低2年できれば4年くらい使えたらと思っているわけだが、それ故にアクセサリも長く使うことになる。多少値が張る物もあるが、頻繁に買い替えるよりトータルでは安く付くし、愛着も湧くし悪くないかなと思っている。

これからiPadを買おうと思っている方、何かの参考になればと思う。

子供のケーブルいたずら対策に「Anker 60W 6ポート USB急速充電器」購入。便利さも兼ね備えた最強の充電器

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先日Amazonで20%オフセールをやっていたので「Anker 60W 6ポート USB急速充電器」を購入した。

この製品スマートフォンなどデジタルガジェットを沢山持っている人なら、知らない人はいないくらい有名であり、便利だと評価も高いのだが、僕は今までわざわざ買うほどの理由はなかったため購入しなかった。

が、最近必要に迫られて購入を検討していて、ちょうど良いタイミングでセールがあったので購入することに。何故必要になったかと言えば、子供にケーブルを狙われることが増えてきたからだ。

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充電ケーブルをそのままにしていると子供に触られてしまう

僕はiPhone・iPad・Bluetooth機器・Android携帯・モバイルバッテリーなど数多くの、デジタルガジェットを持っている。また、自宅にもそういう製品は沢山あるため、充電する機会はかなり多い。

だが、小さな子供がいるので(2歳児と0歳児)、コンセントにACアダプタを挿しっぱなしにはしない、または見えないところには置いている。具体的にはACアダプタはケーブルボックスに収納するようにしている。

見栄えもスッキリするが、何よりコンセントが丸見えにならないことが最大のメリットなのだが、
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イケないと思いつつ、ケーブルはついそのままにしてしまうことが多かった。結果、このケーブルを子供が触ったり、噛んでダメにしてしまう事象が発生。

ケーブルなんて買い替えれば良いのだが、やはり感電などが心配なので、こういうのは良くないと再認識。とはいえ、ACアダプタとケーブルを毎回引っ張り出すのは面倒だ。なので、USBポートはむき出しになっても、ケーブルは都度接続する形にしようと思った。

「Anker 60W 6ポート USB急速充電器」を使うメリット

この製品に限らずAnkerのマルチポート型USB充電器は、「PowerIQ」という機能を搭載している。これは、端末に応じて最適な電圧で急速充電をしてくれるという機能。この手の製品だと、以下のように端末の種類に応じて、接続するポートが決まっていたりするが、
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「PowerIQ」搭載の充電器はこれを考える必要が無い。
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このようにiPadならこのポートというような表記はなく、何処に挿しても端末に応じた電圧で充電してくれるためとても便利だ。

「Anker 60W 6ポート USB急速充電器」をチェック

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まあただのUSB充電器ではあるが、ポート数が多いため箱はわりと大きい。
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同梱品は本体とACアダプタと取説のみというシンプルな構成。
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完成品はこんな感じになる。
コンセントは普通の形状なのでどこでも挿せるが、いかんせん本体が大型なので、持ち歩くのにはあまり向いていないと思う(僕は自宅での据え置き用途)。

設置後の状態

で、早速設置。
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設置前は上記画像ような状態で、ケーブルがびよーんと出ていたが、
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設置後はケーブルが全てなくなりスッキリした!
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ケーブルはすぐ近くに蓋付きのケースを用意しそこにしまう。
で、充電する場合は都度ケーブルを出して上記画像のように充電。終わったらケーブルをしまうという運用だ。多少不便だが、この方がスッキリするし、子供にケーブルを触られる心配が無いので安心だ(このポート自体を触るリスクは依然として残っているが)。

あと、当たり前だが複数の端末を同時に充電出来るって言うのは嬉しい。iPadなどバッテリー容量が大きい端末、使用頻度が低い端末は週末にまとめて充電していたが、とても楽になった。

終わりに

購入して実際使ってみると、今まで何で買おうとしなかったのかと思うほど便利だった。多くの人が便利と言っているのもうなずける。

今はセールが終了し元の価格に戻ってしまったが、それでも価格は3,500円。保証も18ヶ月間あり、かなりコストパフォーマンスの高い製品だ。

当サイトをご覧の方は既にご存じの方も多いとは思うが、まだ使っていない人がいたらこれはお勧めです!

iPadを快適に使う設定。「自動ロック」の設定時間を見直すと快適になります

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Apple_-_iPad Air 2_-_パフォーマンス
iPad Air 2を使うようになって、半年程経過するが、やっぱりiPadってコンテンツを消費する事に圧倒的に優れたデバイスだなと実感する。

例えば、PCのようにキーボードを繋いで文字を入力することも出来るが、iOSのIME自体がキーボード接続での利用をあまり想定しておらず快適とは言い難い。その為、ぶっちゃけスマートフォンでフリック入力した方が早いと感じる。

そんな感じで、僕の中でどんどんビューアー端末と化しているiPadなのだが、ビューアーとして使う場合、たった1つ設定を見直すだけで随分快適になった。それは「自動ロック」の設定時間だ。

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iPadは人に渡したりして閲覧してもらう事が多い

iPadとPCを比較して、iPadが優れているのは二つ折りではない事。板のような形状なので、人に見せるのが非常に楽だし、見せるだけじゃ無くてiPad自体を渡して操作してもらう事の方が多い。

例えば我が家だと、ネット通販で見つけた良さげな商品を嫁に見せたり、写真を見せたりするような時、iPad自体を渡して確認してもらう。ただ、そういう時1つ難点がある。少し操作しないとロックされてしまうのだ。

iPad Air 2にはTouch IDが搭載されているため、僕は当然それを設定している。iPhoneも同様だが、iPhoneに比べて他人に操作させることがiPadは圧倒的に多く、正直ちょっと鬱陶しく感じる。が、OFFにしようとまでは思わない。

だったら、ロックさせないようにすれば良いと思った。

自動ロックの設定を変更する方法

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自動ロックの設定は、「設定→一般→自動ロック」と進むことで確認出来る。

ちなみにデフォルトは「2分」となっている。自動ロックされるまではディスプレイもスリープしないため、バッテリー節約という観点もあると思う。この設定はデフォルトのままって人は多いんじゃないだろうか。僕はそうだった。iPhoneもそうだ。
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これをiPadでは「15分」に変更している。
この時間を変更すればその間自動ロックはされなくなる。当然バッテリー消費も激しくなるが、iPadは搭載しているバッテリーが大きいため、iPhoneとは比べものにならないくらいバッテリーが長持ちする。

この設定を見直したくらいで、バッテリーが1日持たなくなるなんて事はまずないかと思う。

終わりに

ちなみに僕はApple純正のSmart Coverを使用しているが、

自動ロックの時間を変更しても、蓋を閉じれば当然ロックされるし、自分でスリープボタンを押せばロックされる。あくまでも画面を表示したまま放置して、ロックされるまでの時間という位置付けだ。

実に単純な話ではあるが、この設定見直しでiPadは随分快適になった。
人に渡すとき以外でも、本を読んでいてちょっとトイレに行って戻ってくる程度ならロックされないからすぐに続きが読める。

何分に設定するかは人それぞれかと思うが、特にiPadの場合自動ロックの設定を見直すのはお勧めです!

「Anker コンパクトマルチアングルスタンド」レビュー。iPhone・iPadと相性抜群の軽量・コンパクトなスタンド

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先日発売記念セールという形で30%オフで販売されていたので、「Anker コンパクトマルチアングルスタンド」を購入した。

まあ定価でも1,500円程度のものなのだが、こういうスタンドが欲しいと思っていたのでタイムリーだったからだ。というのも、先日母親用にiPhone 6 Plusを購入したのだが、それによってiPad mini(第1世代)が余った。我が家には現在家族共有のタブレット端末として第4世代iPadがあるのだが、これの稼働率が激減。

既に個人用としてはiPad Air 2もあるし、iPadが3台もあるのは明らかに多く、処分を検討していたのだが、1つ試したかったのがメディアコントロール端末としてのiPadで、その為にスタンドが必要だった。

というわけで、「Anker コンパクトマルチアングルスタンド」を紹介してみる。

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「Anker コンパクトマルチアングルスタンド」開封レポート

開封レポートとは言っても、スタンドなので簡単に。
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Anker製品は最近この形式の段ボールで統一されているようだ。
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中味はスタンドと取説のみ。
バッテリーなどと違い、電気的なものもないし、実にシンプルな構成。
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アルミ製なので質感はかなり高いし、軽量コンパクト。
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スマートフォンやタブレットを置く部分は、ゴム製の素材となっており傷つく心配も無い。また、サイズ的に収まらない場合は、取り外すことも可能。
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左サイドにあるボタンを押すと角度が調整できる。
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角度の調整はかなり自由度が高い。

iPhone・iPadなどをおいてみた

別にiPhone・iPad専用というわけではないが、僕が持っているのはほとんどiOS系なので、とりあえずおいてみた。
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iPhone 6。
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ちなみにこんな形でおくことも出来る。
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iPad mini(第1世代)。
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iPad(第4世代)。明らかにでか〜って感じるが、それでも全く問題なく置ける。
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iPad Air 2。やはり同じiPadでもAir世代になると、大きく印象が変わりますね。

こうして見るとiPad miniが一番しっくり来るかなぁと思った。

我が家ではどう使うか

ここで冒頭の話に戻るが、キッチンの横に置いて、音楽を再生したり、テレビを見たりするメディアコントロール端末があると便利だなと思っていた。

この場合iPhoneの画面ではちょっと小さいので、iPadが候補になるわけだが、「Anker コンパクトマルチアングルスタンド」と共に置いてみると、
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iPad(第4世代)ではこんな感じ、
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iPad miniだとこんな感じ。
こうしてみると、iPad miniの収まりが圧倒的にいい感じだ。
正直操作の快適さは圧倒的にiPad miniは劣る。それぐらい遅く感じる端末ではあるが、この程度の用途なら十分だ。

というわけで、iPad miniの新たな使い方が決まったw

終わりに

「Anker コンパクトマルチアングルスタンド」はアルミ素材なので、同じくアルミ素材を採用するiPhone・iPadとの相性がやはり良いように思う。

そういう意味で、このスタンドを使う場合iOS機器の中でも「シルバー」モデルが一番しっくり来ると思う。今や自宅に使わなくなった、スマートフォンやタブレットが転がっている家も珍しくないと思うが、このスタンドを使って新たな活用法を模索するのもいいかと思う。

コンパクトに収納出来るため、外出時に持ち歩くのもありだ。
安価だけど、質感は結構高くていいスタンドだと思います!

iOS 9とiPadは期待大!「Split View」などマルチタスク機能の大幅強化でiPadの位置付けは変わるか

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昨日行われたWWDC2015基調講演で、次期iOS「iOS 9」が発表された。

ここ数年大規模アップデートが続いていた為か、今回はブラッシュアップに力を入れていると思われ、アップデート内容としては地味なものが多かったが、唯一大規模アップデートと言えるのが「iPad向けの機能強化」。その中でもさらに言えばマルチタスク機能の強化だ。

僕は昨年iPad Air 2(SIMフリー)を購入して使用しており、概ね満足はしているものの、不満もあった。その不満の多くがiOS 9では解消されそうで、個人的には期待大のアップデート。その内容などを紹介してみる。

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書籍の閲覧を除いてデカい「iPhone」としてしか使えないiPad

iPad Air 2を購入して8ヶ月程経つが、iPadを使って一番便利なのは何かがハッキリしてきた。それは書籍の閲覧だ。
僕はdマガジンというサービスを利用しているし、書籍も最近はKindlで買うことが多い。何故かと言えば、そもそも場所をとらないし、安いということもあるが、iPadでみると圧倒的に快適だから。

ただ、逆に言えばそれ以外の事はiPhoneの方がやはり早いし、快適と感じる。
特にアプリについては、iPad向けアプリというのが多数存在するが、広い表示領域を持て余している印象が強く、操作性はiPhone版の方が優れていると感じるものが多い。なので、ユニバーサルアプリ(iPhone・iPadの双方に対応したアプリ)であれば、iPhone版を使おうと感じてしまう。

そして、一番致命的なのがマルチウィンドウに非対応である事と、ソフトウェアキーボードにしても、外付けキーボードにしても、「使いにくい」という事。特にブログなんかを書く場合、参考にする記事を見ながらなんて事は多い。iPadではそれが出来ない。

その為、無いよりはいいという程度で、本気で作業するならMacかPCに切り替えざるを得なかった。さらに言えば、単純に文字入力だけであれば、iPhoneでフリック入力した方が早いという逆転現象も発生する。

結果、iPadは「デカいiPhone」として、コンテンツを消費するデバイスとなってしまっている。

それが、iOS 9ではかなり変わる。

iPadとiOS 9でマルチタスク機能が大幅に強化

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iPad向けの機能強化は、複数のアプリケーションを同時に起動するというアプローチがとられている。機能としては大きく分けたら3つ。

「Slide Over」アプリの横にiPhone画面の横幅サイズで他のアプリを表示させる機能

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まずは「Slide Over」という機能。

これは、iPadで今使っているアプリの横に、iPhone画面の横幅サイズで他のアプリを表示させる機能。実際出来るかどうかまでは分からないが、例えばTwitterクライアントはiPhoneのみ対応しているというものが多いため、Safariの横にiPhoneで使っている、Twitterクライアントを表示なんて事が出来ればかなり便利だなと思う。

これは、iPad Air、Air 2、Mini 2、Mini 3に対応するそうだ。

「Picture in Picture」動画配信アプリの映像を小画面化して任意の場所に配置する機能

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2つ目は「Picture in Picture」。

動画を画面内の任意の場所に配置出来るというもの。これ、PCでも最近はよく見る機能だ。動画をよく見る人にはとても便利な機能だと思う。気になるのは、アプリ側でどの程度対応が必要かってところだろうか。

「Split View」2つのアプリを同時に使う機能

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そして最後にして目玉と言えるのが「Split View」。

これこそまさにiPadに今まで足りなかったもので、2つのアプリを同時に立ち上げて操作が可能になるというもの。ブラウザを立ち上げながら、メモアプリでメモを取るみたいな事が実現される。ちなみに「OS X El Capitan」でも同様の機能が提供される。

対応するのはiPad Air 2のみとなるそうだが、これはものすごく期待したい機能だ。
※対応機種が少ないのは、恐らくRAMの問題なんだと思う(iPad Air 2だけ2GB)

終わりに

特に「Split View」については、待望の機能と言え、これの使い勝手次第でiPadは画面がデカいこと以外に、大きな特徴を持つ事になる。本気で作業するなら、タブレットではもの足りなくてMacかPCを使うって流れも変わるかもしれない。

これはiPhoneとの差別化にも繋がるし、iPhoneよりも遙かに製品寿命の長いiPadの買い替えを促進する事にもなるかもしれない。次期iPad(Air 3とmini 4?)を買おうと考える人も増えそうだ。

改めて昨年iPad Air 2買って良かったなぁと思ったが、さらにiPadで作業するためにどうしても欲しくなるのはキーボード。今も使っているのだが、ここまで強化してきたらやはりApple純正品として出してくれないかなと思ってしまう。Surfaceの「Type Cover」のように。

MacBookに搭載した「バタフライ構造のキーボード」。あれを採用した、外付けキーボード出してくれないかなぁ、、、


iPad Proはやはり出る?iOS 9のマルチタスク機能強化で現実味を帯びてきたiPad Proの噂

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先日行われたWWDC2015基調講演で発表された、iOS 9の目玉機能はiPadに対するマルチタスク機能の強化。

これによって「ビューア」や「大きいiPhone」と見られがちだったiPadは、「作業(=アウトプット)も本格的にこなせる端末」に生まれ変わる可能性を広げた。もちろん今まででもそのように使ってきた人はいるだろうが、正直使い勝手はあまり良くなかったというのが現実だと思う。

これによって、注目を浴びるようになった噂がある。12インチ程度のディスプレイを搭載した大型iPad、噂では「iPad Pro」なんて言われている端末だ。。

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「iPad Pro」と「MacBook」の微妙な関係

今年発売されたMacの新機種「MacBook」は、12インチのRetinaディスプレイと1kgを切る軽量さを併せ持つ、現時点では究極と言ってもいいくらいのモバイルPCだ。僕はMacBookこそが噂になっていたiPad Proであり、MacBookが出た事でiPad Proは消えたと思っていた。

現在のiPadが大型化するメリットは、画面が大きくなるだけでなく、より大型のバッテリーや高速なCPUを搭載出来る可能性が高まること。それによって使い勝手は良くなる面もあるだろうが、正直今のiPadでもバッテリーや性能的にもの足りなく感じる事はほとんどない。

そういう意味で、メリットがあるのは主にビジネス用途で利用する場合と、老眼という宿命を抱えている高齢者くらいかと思われ、その程度の目的で新たな製品を出すメリットはないんじゃないかというのが僕の考え。

さらに言えば、MacBookがある以上、iPadをMacに近づけるのは、自社内で競合するだけなんじゃないかと素人的には考えてしまう。

ただ、iOS 9のiPadではキーボードやマルチタスク機能が大きく強化される。特に2つのアプリを同時に起動し操作できる、「Split View」という機能は強力で、これはMac OS X El Capitanにも搭載される機能。実は両者の距離は今年秋から縮まってしまう。

iPad Proのリリースを後押しする情報が続々と登場

こんな感じで、僕は基本的にiPad Proの発売は否定的なのだが、現実的には多分今年秋に出るんだろうと思い始めている

何故かと言えば、ここ数年Appleが出すという新しい製品の噂が1年前ぐらいから増えて来て、ほとんどの場合現実になるからだ。最近だと、iPad mini、iPhone 6 Plus、MacBook、Apple Watchこの全てが、1年くらい前から噂になり実際発売された。

さらに、iOS 9のベータ版にはより大型のiPadに対応すると思われる、情報がいくつも存在するんだそうだ。


キーボードの情報とかは、もう現実感たっぷりで、もう決まりなんだろうなと思えてくる。

ただ、iPad Proが発売したとして、iPadは全部で3モデル構成となる。iPhoneの半分も売れない端末にしては、ラインアップが多すぎる気がする。以前こんな記事を書いたが、

iPad AirやiPad Proが「作業も本格的にこなせる端末」を目指しているとして、iPad miniはそれにはちょっと適さない(画面の大きさ的に)端末になってしまう気がする。

終わりに

iPadが作業も出来る端末として生まれ変われば、iPad Air 2ユーザーである僕はより活用の幅が広げられそうで嬉しい。

仮にiPad Proと呼ばれる端末が出ても流石に買わないだろうが(これを買うならMacBookを買う)、価格が少々高いMacBookよりは安価に手に入れられるというメリットは大きいと思う。そして、ここまで来ればやはりiPad向けのキーボード(理想はトラックパッドも含む)をApple自身が発売する必要があると思う。

ちょっと嫌みな言い方をすれば、iOS 9とiPadの目指す方向性は、MicrosoftがWindows 10とSurfaceで目指そうとしている世界とほとんど同じ。だとすればSurfaceにあってiPadにないものは、使い勝手の良い純正キーボード(Type Cover)なわけで、いくらiOS 9の使い勝手が良くても、これ無しでは戦えないんじゃないかと僕は思ってしまう。

実際Surface Pro 3のType Coverは使ってみると癖になる感じで、結構いいものなので。

どういう形になるのかは今年秋(例年通りなら10月頃)明らかになるだろうが、今年の注目トピックは「iPad」だなと感じている。

iPhone・iPadのLightningケーブルが壊れても、保証期間内なら無償交換可能かも。その手順を紹介します

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Apple_-_サポート_-_AppleCare_-_iPhone
iPhone・iPadに付属している、Apple純正のLightningケーブルを利用している人は多いかと思う。

1人平均2本くらいは持っているんじゃないかと思うが、ケーブルなので切れてしまったり、コネクタが折れたり、断線するなど使えなくなるシーンは結構発生する。僕もつい少し前、いきなり使えなくなったケースと、子供が舐めてしまって内部的にショートしたのか、使えなくなるケースが発生した。

Lightningケーブルは沢山持っているし、捨てればいいかと思っていたが、ついでだから1度交換を試みてみることに。そうしたら、あまりに簡単に新しいものに交換されてしまったので驚いた。

子供が舐めるといういわゆる自爆系でも無償交換になるなら、一般的な破損はほぼ全て対象になると思われ、かなり使える交換サービスで、AppleCare+に加入していればさらに長く使えるサービスと言う事になる。手順などを簡単に紹介してみる。

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製品のシリアル番号をもとに保証期間を確認する

まず、使っているiPhone・iPadの保証期間を調べる。調べる方法は以下のサイトに接続して、製品のシリアル番号を入力するだけだ。

そして、結果が表示される。
Lightning1
修理サービスが有効であれば、対象だ。ちなみにこの期間は、

通常:1年
AppleCare+に加入済:2年

となる。さらに言えば、保証サービスは対象となる製品(iPhone・iPadなど)に紐付いているものであり、その付属品(Lightningケーブルなど)には紐付いていない。つまり、厳密な意味で言えば保証期間が切れている製品に付属していたLightningケーブルが壊れても、別の保証期間内の製品があれば、保証を裏技的に受けられると言うことになる。

Appleの保証サービスでLightningケーブルを交換する方法

申込み方法は大きく分けたら2種類ある。
WEBで申し込むか電話で申し込むかだ。製品のシリアル番号を調べた場合、そのままWEBで申し込むリンクがあるため、そちらの方が楽かもしれない。ちなみに、手続きの内容自体は両者に違いはない(僕は2回このサービスを使った)

WEBでのLightningケーブル交換手順

基本的には画面の流れに従って行くのみ。

Lightning2-2
「サービスリクエストとトラブルシューティング」を選択。

Lightning3
「イヤフォン、ケーブル、またはアダプタの交換」を選択。

Lightning4
連絡先のメールアドレスを入力。

Lightning5
サポート方法は通常なら「配送修理」を選択でい良い。特別に相談したい場合は、電話を選べば良いかと思う。

Lightning6
配送が必要な部品の種類は「ケーブル」を選択。

Lightning7
Lightningケーブルの場合、事前にクレジットカードの利用枠が押さえられる。これは、iPhoneのエクスプレス交換サービスなどと同様。通常はこれが決済されることはないが、交換品を返送しない場合などはここから決済されることになる。

電話でのLightningケーブル交換手順

電話ではオペレーターと会話しながらシリアル番号などをもとに、保証期間内かどうかが確認され、交換手続きが行われる。

クレジットカードの利用枠が押さえられる事など、WEBでやるか電話でやるかの違いがあるだけで、手続き内容は基本的に全て同じだ。

交換品のLightningケーブル到着後の手続き

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この手続きを行うと、数日後にクロネコヤマトからLightningケーブルが配送される。
届くのはいわゆるリフレッシュ品にはなるが、「新品」と言って良いもの。そして、この際に破損したLightningケーブルを配達員に渡して、返送する事を忘れないように気をつけないといけない。

ちなみに、配送に使用した梱包をそのまま利用するため、こちらで特別に用意する必要はないが、配達員さんが配達と同時に受け取ると言うことを忘れていることもある(僕は1回目にそのパターンだった)。なので、そこは気を付けよう。

破損したLightningケーブルがAppleに届き、確認されると以下のようなメールが届く。
部品/アクセサリ受領のお知らせ-_Gmail
これで完了だ。

終わりに

このサービスを利用すれば、ケーブルが壊れても無償で交換してもらう事が出来る。

基本的には断線など不可抗力による破損に伴う交換なのだが、子供が噛んでしまったなど自爆系でも結構保証してくれる。僕はその点が不安だったので、電話で確認する手段も取ったが、公式にOKとは言われないものの、「多分大丈夫だと思います」くらいは言ってくれた。

子育て中の家庭だと子供がケーブルでいたずらするなんて事は良くあることだし、そもそもケーブルは破損しやすい。Lightningケーブルは結構高いものなので、こういうサービスが存在する事を覚えておけば訳にたつし、この保証期間が2年になるという意味でもAppleCare+に加入しておくメリットがあると思う。
※僕はiPhone買う人には基本的にAppleCare+の加入を勧めている

私がiPad(タブレット)でお勧めする使い方。ビューアはもちろんWi-Fiルーター的に使うと便利

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2014年10月末にiPad Air 2のSIMフリー版を購入した。

僕はそれまでiPadやNexus 7などタブレット端末をそれなりに触って来たが、必要性はそれほど感じなかった。何故かと言えば、

  • デカくて重い
  • ネットワーク接続が煩雑(Wi-Fi版しか使ってこなかった)
  • スマホ(iPhone)で事足りる

という理由が大きかった。多分使わなくなるだろうなぁと思っていたし、そうなったらもう2度とタブレットは買わないと決意しての購入だった。

ところが、自分で言うのもなんだが意外にも残った。ただ、当初の思惑とは違う部分で残った感じはしている。そしてこれはiPadに限らずタブレット全般に言えるだと思うので、あくまでも僕の場合だが現在どういう用途で使っているのかを紹介しようと思う。

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iPad購入前の利用見込み

昨年、購入前にこんな記事を書いた。

抜粋すれば、

  • 最新モデルに左右されず、長期的に利用する端末とする
  • 様々なデータを閲覧可能なハブ端末とする
  • 電子書籍ビューアーとして活用する

という感じで、主にビューアとして活用し、テキスト入力などのアウトプットに少しだけ使う事を期待していた。

重さは全く気にならなかった

そもそも持ち歩くのかどうかが1つの壁だった。

その為にネックになるのは重さ。ただ、スマートフォンと違いタブレットをポケットに入れて持ち歩く人はいない。ほぼ100%カバンに入れて持ち歩くと思うが、その為「荷物が増える」というそもそも論の話は別として、重量はそれほど気にならなかった。

僕はiPad Smart CoverというApple純正ケースを使用しているが、本体と合わせた重量は約600g。これくらいなら気にならない。

そして、何より大きいのは手に持ってもそれほど重いと感じないことだ。
iPad Airになる前のiPadは見た目は薄い板のようだが、手に持つとずっしりと重かった。見た目とのギャップが大きくて、長時間持つのは結構しんどかったのだが、iPad Air以降は本当に軽くなって、そういうイメージは全く無くなった。

人に見せたり説明する時便利

一番便利だと感じたのは、人に説明したり見せたいものがある時だ。

僕は仕事でiPadを使う事はほとんど無い(セキュリティ的に個人端末の利用は難しい)。だが、最近はホームページやブログなどの相談を、個人的に受ける事は結構多い。他にも、毎月開催している岡スマなどで、その場で話題になった製品やWEBページをサッと表示して、iPadを手渡して見せてあげる。

こういう時、単純に画面が大きいことがメリットになる。操作も分かり易い。
また、僕が持っているのはiPad Air 2なのでTouch IDにも対応しているが、自動ロックの設定を長めに設定しているため、ちょっと目を離したらロックされたなんて事も少なく、話が円滑に進むため重宝している。

バッテリーが圧倒的に長持ちする事がiPadのメリット

また、当初の見込みとちょっと違う使い方で重宝しているのが、モバイルWi-Fiルーター的な使い方だ。

僕はメインスマホ(docomo版iPhone 6)はデータ通信が2GBしかできない契約としている。普段はこれで通信するのだが、特に遠出する時などは、iTunes MatchでiCloud上に保存している音楽を聴いたりして、データ通信が増えがち。2GBなんてあっという間に使い切ってしまうのだが、こういう時SIMフリー版で購入しているiPad Air 2にはSIMを挿しているため、テザリングでデータ通信をオフロードする。

また、iPhoneでテザリングをするとバッテリーが一気に減ってしまい、モバイルバッテリーが欠かせなくなるが、iPadだとバッテリーが大きいため少々使っても1日くらいなら充電無しで使える。

特にMacとiPhoneの場合、「Instant Hotspot」という機能があり、テザリングの親機(この場合iPad)で「インターネット共有」をオンにするという操作が不要で、クライアント(MacやiPhone)側から接続できるため非常に便利。

ちなみに、回線についてはぷらら・BIGLOBE・IIJmioなど色々試したが、MNPでau回線を安く契約出来たため、現在はauのSIMを挿して利用している(データ通信量は7GB)。

au回線が安く契約出来たのはイレギュラーだったのだが、それが無ければ通常ならIIJmioかNifMo、無制限重視ならぷららを契約していたと思う。

iPadは電子書籍ビューアとしては便利だが圧倒的ではない

逆に少し見込みと違ったのは、ビューアとしての活用。

確かに電子書籍ビューアとしては便利だ。
電子書籍と言えば、自炊した書籍やマニュアルなどのPDFデータ、Kindleなどの電子書籍、雑誌類と大きく3つに分かれるが、やはり画面が大きい方が見やすいためiPadの利便性はかなり高い。特に便利なのは見開きでの閲覧が推奨される雑誌だ。なので僕は「dマガジン」というサービスを契約して、雑誌を見る機会が増えた。

これは月額400円でかなり多くの雑誌が読めるため、月に雑誌を1冊でも購読しているような人ならかなり使えるサービス。雑誌は見開きでの閲覧を前提としていることが多く、スマホでは少々見づらい。iPadでも少し狭いと感じるくらいだ。

ただ、逆に言えば見開きの閲覧が前提となる雑誌以外は、iPadじゃなくてもなんとかなる。特に漫画は、スマートフォンでの閲覧も十分可能。iPhone 6ですらそう感じるので、iPhone 6 Plusや5インチクラスのAndroid端末を使っている人なら、それほど見づらいと感じる事はないだろう。

座って腰を据えて読む場合以外は、スマートフォンの方が使い勝手は良い。結果、電子書籍ビューアの利用頻度はスマホとタブレットでは半々。iPadはビューアとして確かに便利だが、圧倒的に優れているとまでは言えないと感じた。

終わりに

iPhoneとiPadを持つというのは、一見無駄なことも多い。実際、昨年iPhone 6 Plusという大型のiPhoneが登場し、1台に統一したという人も多く聞く。これはこれで正解だと思う。

ここまでご覧いただいたなら分かると思うが、僕はiPadをガシガシ使っているわけではなく、補助的な端末として扱っている。最初は意識的に使おうとしてみたが、結局スマホ(iPhone)を操作する事の方が多い。かといってあれば便利なので持ち歩くのをやめようとは思わない。これが毎日持ち歩いて出来上がった、僕の中での棲み分け。

だからこそWi-Fi版をつい買いそうになるが、真価を発揮させるためにはCellular(LTE)版にした方がよいと思う。何もしなくてもすぐネットに繋がるという事はかなり重要なポイントだ。必ずしも高速である必要は無いので、MVNOの格安SIMで使うのが非常に相性がよいと僕は思う。

当然ランニングコストもかかるわけだが、次期iPad(iPad Air 3、iPad mini 4など)ではキャリア版も半年経過すればSIMロック解除出来るようになる見込み。今後は、MVNOもどんどん使いやすくなる。iPadは1年で買い替えるような製品では無いため、そういう意味でMNVOでの利用を見越した購入がよいのではないかと思う。

これからiPadを買おうと思っている方の、参考になればと思います。

iPad+キーボードでの日本語入力(IME)と操作に対する不満。iOS 9で期待したい改善ポイントとは

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iPadを使っていて不満を感じることがないだろうか。
元々タブレットをあまり使っていなかった僕も、iPad Air 2のSIMフリー版を買ってからはそれなりに使うようになった。

ただ、iPad購入にあたり期待していて、使ってみて一番ガッカリしたことがある。それは、文字入力が不便だということ。これはもう想定と真逆の印象を持つ事になった。

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iPadはアウトプット端末としては中途半端

色々意見はあると思うが、もうそろそろ言い切ってもいいんじゃないかと思っている。

iPadはアウトプットには使えない

問題点は3つある。

  • アウトプットを加速するためにキーボードが必要だが、最適なキーボードがない
  • キーボード操作でできることが少ない
  • iOSのIMEがキーボード入力には適さない

大体この辺りに集約されるんじゃないかと思う。

iPadに最適なキーボードがない

iPadとBluetoothキーボードを接続して、PCスタイルでiPadを使う人は結構多い。実際、そのようなケースは多く販売されている。僕もキーボードは使っている。

だが、Appleは未だにiPad用の純正キーボードや一体型ケースは発売していない。これはつまり、Appleとしてはあまり推奨していない使い方だということだ。じゃあ、どうして欲しいのかと言えばソフトウェアキーボードを使って欲しいという事なのだろう。

ただ、このソフトウェアキーボードは非常に使い勝手が悪い。というか、根本的な問題として画面の半分近くを埋め尽くしてしまうし、検索キーワード程度ならともかく、長文を打つには画面の角度的にも非常に使いづらい。

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これが日本語入力となるとさらに面倒に感じる。結果、iPadでも一応使えるフリック入力を使おうとするわけだが、iPhoneでの操作に最適化されているフリック入力はiPadでは使いづらい。

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左右に画面が分かれているのは一見便利そうだが、使ってみると全く便利とは感じなかった。
iPadの文字入力って案外不便なのだ。そのせいか、こういう事を言う人が結構いる。

日本語入力なら、iPad+キーボードより、iPhone+フリック入力の方が早い

いやいや、キーボードの方が断然早いでしょと思っていたが、実際やってみて実感。僕もこの結論に至った。

キーボード操作できることが少ない

以降はiOSの話であり、iPadに限った問題ではないのだが、キーボードとセットで使うシーンがiPadの方が多いためクローズアップされている問題。

キーボードで操作したいのは何も文字入力だけではない。
だが、iOSにおけるキーボードは、あくまでも文字入力しかできないという、極めて限定的な用途となる。基本的に文字入力以外で使えるのはコピー&ペーストのショートカットキー程度。あとはキーボードの機能として、ホームボタンに該当するキーが用意されていたりする。

アプリの切替や、メールアプリであれば送信処理や表示するメールの切換くらいキーボードで操作したくなるが、これが出来ない。いちいち画面を触る必要があるため、「文字を入力する」という本来の作業に集中出来ないのだ。

タブレットなのでPCと全く同じであることまでは求めていないが、せめてもうちょっとできる事が増えないものか、とは思ってしまうのだ。結果、タブレットで作業するのは物足りないという結論に至る。

iOSのIMEがキーボード入力には適さない

これは日本語など「変換」が必要になる言語特有の問題だが、PC向けのIMEとモバイル向けのIMEは思想が随分異なる。

PCは直接変換を、モバイルは予測変換を重視する。iOSは当然モバイル向けのOSなので、予測変換が表示されるのだが、これがキーボード入力では非常にうっとうしく感じる。これが良いという人もいるかもしれないが、違和感の方が強い。

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また、候補の見せ方もタッチを前提としたような表示。PCだとやっぱり候補は縦に展開して欲しいんですよね。

終わりに

iPadを本格的に使い始めて9ヶ月程になるが、現在はアウトプットに使う事はほぼ無くなってしまった。一番期待していたのはブログのドラフト作成だが、これならiPhone+フリック入力の方が利便性が高く、そちらにシフトしてしまった。

それが変わる可能性があるのがiOS 9なのだが、これも正直どこまで期待できるのかなと思っている。注目はやはりキーボードの扱い。

現時点での評価はこんな感じだが、この印象が今年はガラッと変わる可能性がある。特に噂になっているiPad ProがSurafceみたいな位置付けで出たらこれはかなりワクワクする。

そんな期待も込めて、現時点での評価を紹介してみた。

新型「Apple Wireless Keyboard」の噂とiPad(iPad Pro)でのショートカットキー対応に対する期待

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Keyboard
最近Appleが新しい純正キーボード(Apple Wireless Keyboard)を発売すると噂になっている。

現在のApple製キーボードは、2007年に発売されたiMacから標準搭載となったもので、USB接続かワイヤレス(Bluetooth接続)かの違いはあれど、形状的にはほぼ変化がないまま現在(2015年)に至っている。

僕が初めて買ったMacはiMac (Mid 2007)。
つまり現在の形のキーボードになった初代モデルだったのだが、これを使ってキーボードに対する考えが随分変わった。最初は使いにくいと思っていたが、すぐに慣れて、今度はこの形式じゃないと嫌になってしまった。

ただ特にワイヤレスモデルには欠点もあったのだが、噂になっている新型「Apple Wireless Keyboard」にはかなり期待をしている。キーボードそのものに対する期待もあるが、なんと言ってもiPadへの対応だ。

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新型「Apple Wireless Keyboard」に関する噂の概要

イメージなど詳しくは以下をご覧いただきたい。

概要としては、以下のようなもの。

  • 「MacBook」で使われているバタフライ構造を搭載
  • フルサイズのキーボード(キーピッチも19mm)
  • Bluetooth LEに対応
  • バッテリー内蔵で大幅に薄型軽量化
  • ゴールド、スペースグレイ、シルバーなどのカラー展開もあり?

これが本当であれば、ものすごく期待したい!

現行モデルの「Apple Wireless Keyboard」に対する不満

前述の通り僕はiMac (Mid 2007)を所有していた。
この時付属していたキーボードはUSB接続の有線キーボードだったのだが、後に「Apple Wireless Keyboard」に切換えて使用していた。期間としては2010年までなので2年ほどだろうか。

僕は元々ストロークの深いキーボードが好きだった。いわゆるメカニカルキーボードのようにタイプするとカチャカチャ音がするものだが、Appleのキーボードはペチペチって感じでいかにもひ弱。最初は使いにくいと感じていた。

だが、あっという間に慣れてしまい、気がつけばこのタイプの方が好きになってしまったのだ。ただワイヤレスモデルには不満もあった。

電源が電池式(当初は単3乾電池3本、現在は2本)だった事と、バッテリー消費が早かったことだ。使用頻度によるだろうが1~2ヶ月しか持たなかった。それぐらい持てば十分じゃないかと思う人もいるかもしれない。

ただ、ワイヤレスキーボードなので電池が切れると何も出来なくなる。しかも、電池交換がなかなか面倒でコインを使って空けるようなタイプなので、すぐに電池交換というわけにもいかない。地味だがかなり不便。これが嫌で、使うのをやめた人も結構いるんじゃないかと思う。

新型「Apple Wireless Keyboard」への期待

そんな不満があったキーボードだが、新型ではその多くが解消しそうだ。

Bluetooth LEに対応すればバッテリー消費はかなり軽減されるだろうし、内蔵バッテリーであれば必要に応じて有線に切換える事もできる。おそらくモバイルバッテリーによる充電も可能だろう。軽量化というメリットもあるが、それ以上に 電池交換がなくなる というメリットは大きい。

ただ議論になりそうなのは、「MacBook」で使われている バタフライ構造 のキーボードになるという部分だろうか。これは僕自身も店頭で触ったが、好みが分かれる部分だ。ただ、過去の経験から言えば、最初は戸惑うものの、慣れたらこの方が好みになる可能性もある。

形状やキーストロークよりも、キーピッチがフルサイズである事の方が重要だというのは、iPad+キーボードで使ってみると実感するからだ。

iPadや噂のiPad Proへの対応

そして新たなApple純正キーボードが出ると言うことは、これがiPadに対応することも意味する(現行モデルでも対応しているので)。

2015年の新モデルとして大型のiPad(iPad Pro)の発売が噂されているが、もし登場すればこのキーボードとセットになるのではないかと思われる。もしかしたら、SurfaceのようにSmart Coverなど純正ケースと合体もしくは、一体型のケースも出てくるかもしれない。

他にもiOSでのBluetooth外付けキーボードは、基本的にUS配列のキーボードが前提となり結構不便だった。純正ではJIS配列での入力が可能らしく、日本では僕も含めてJIS配列のキーボードを使っている人が多いため、新型が出ればかなり便利になる可能性がある。

これだけでも今までよりは随分便利になるが、僕としてはちょっと不十分。iPadとセットでキーボードを利用する事をAppleとしても推奨してくるのであれば、Macと同じとは言わないまでも、ショートカットキーなどキーボード操作をもうちょっと充実させて欲しいと思う。

終わりに

個人的に2015年のiOS機器については、iPhone 6sよりもiPadの進化に注目している。

ビューアーとしてiPadは一定の地位は築いたものの、頭打ちになっている感じは否めない。MacBookというiPadキラーが出てきたことで、作業するならMac、iPadは基本的にはビューアーという棲み分けになると思いきや、噂が消えないiPad ProやiOS 9とiPadにおける文字入力の強化など、目が離せない。

僕としては現在持っているiPad Air 2と新型「Apple Wireless Keyboard」で、テキスト入力がMac並みに出来るようになれば、今よりもっとiPadが活用出来る。

そうなることを心から期待したい。

参考サイトと管理人チーがお勧めする関連記事

Magic Keyboard購入レポート。価格は高いがそれでも購入した理由を「Apple Wireless Keyboard」との比較から紹介します

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Appleの特許出願情報の流出などから、近々発表される事が確実視されていた、Apple純正のキーボード・マウス・トラックパッドの新型がiMacのリニューアルと共に発表された。

Magic Keyboard、Magic Mouse 2、Magic Trackpad 2という製品名だ。その中で、僕が注目しており、発売を待ち望んでいたのはキーボード。早速購入したので、紹介しようと思う。

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Magic Keyboard、Magic Mouse 2、Magic Trackpad 2の概要

今回リニューアルした、Apple純正のMac用アクセサリについて詳しくは以下をご覧いただきたい。

Magic Keyboard、Magic Mouse 2、Magic Trackpad 2という名前で、全て Magic という名前が冠についたが、特徴としては以下のようなものがあげられる。

  • 充電電池を内蔵した充電式になり、小型軽量化(これまでは電池式)
  • 充電がiPhone・iPadで採用されるLightningコネクタに
  • MacとのペアリングもLightningコネクタで接続すれば簡単に可能
  • Magic Trackpad 2はMacBookシリーズのトラックパッドに採用されている、感圧タッチに対応
  • 全体的に 大幅値上げ で全て1万オーバーに

僕が注目していたキーボードについては、とにかく小型軽量化した事が最大の魅力(481gから231g)。これは劇的なレベル。

これなら買い!と思っていたが、、、

Magic Keyboardは税別11,800円と高い!それでも購入した理由

確かに魅力的なキーボードなのだが、その分劇的に値段も高くなった。

価格は何と11,800円(税別)と従来モデルから3,600円も値上げ。新型投入に伴い値上げは僕も予想していた。だが、1万を超えるとは思っていなかった。

今どきキーボードに12,000円、、、完全に信者向けアイテムだ、、、
以下の記事でも紹介したが、僕はiPadで使う事を想定して新型のApple純正キーボードにはかなり期待をしていた。

さらに言えば岡スマなどで、最近僕にリアルに会った人なら分かると思うが、滅茶苦茶期待してて「でたら絶対買う」って言ってたんですね。

ただ、流石の僕でも躊躇したw
頻度が高いならこの値段でも即買いだが、iPadとキーボードで文字入力するなんて、今のライフスタイルだとせいぜい月に2〜3回。コスパが悪すぎる、、、。

だが、2つの事が購入を後押しした。

iPadでもBluetoothキーボードとして使える事が確認された

Magic KeyboardはBluetooth接続ワイヤレスキーボードだが、スペック要件として、OS X El Capitan以上の環境が必要 と記載されていた。と言うことは、iOSでは使えないの?って思っていた。

だが、これは使える事が確認された。

流石に1万オーバーのキーボードで人柱になる勇気は無くて、この情報を待っていたが、これで安心して購入できるようになった。

サイズが279mmと今使っているキャリングケースにマッチする

僕は今iPad Air 2を持っている。同時に使用しているアクササリは以下の記事で紹介しているが、

キャリングケースは「Digio2 タブレットケース」というものを使用していて、キーボード含めてこれに全て格納している。これの幅が約30cmで、Magic Keyboardの横幅は 279mm

これならケースはそのまま使えるというのは大きかった。

Magic Keyboard開封レポート

簡単に開封レポートを。
Appleオンラインストアで木曜日の深夜に発注して、土曜日には届いた。

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箱はApple製でお馴染みの白いケース。

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開封するとキーボードが。見ての通り、本体サイズとキーボードがぴったりで、ビッシリ って感じがする。

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今回から充電式となったが、充電およびMacとのペアリングはLightningケーブルを通じて行う。
iPhoneユーザーであれば今や2・3本は必ず持っているケーブル。なので、このケーブルは開封せず今持っているものを使う事にした。

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初お目見えのMagic Keyboardキーボード。Apple信者なら「USキーだろ!」と言われそうだが、僕はJISを使い続けている。特に今回はMacではなくiPadでの利用を想定しているため、JISキーボードを選択する理由がある 。こちらについては、以下の記事をご覧いただきたい。

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裏側はホワイト。真ん中にAppleロゴがある。
信者としてはたまらないアイテムだw

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本体の上部センターにLightningコネクタが。
iPhone・iPadで見慣れたコネクタだが、キーボードにあると違和感、、、。だが、実に合理的だと思う。

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電源スイッチは右上に。

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コネクタやボタンの配置はこんな感じだ。

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充電式となり大幅に薄型軽量かしたが、その分キーボードの 傾斜も緩くなった。ここは従来のキーボードを使っていた人には慣れが必要な部分かもしれない。

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キーボードはキーピッチがフルサイズ、ストロークもMacBookで採用されたバタフライ構造キーボードのように浅すぎず、非常に使いやすい。今までMacを使っていた人なら、違和感はほとんど無いだろう。

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旧モデル「Apple Wireless Keyboard」との比較

僕はもう所有していないのだが、岡スマで旧モデルとなる「Apple Wireless Keyboard」を持ってきてくれた方がいて、比較する事が出来たので紹介しようと思う。

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どちらもJISキーボードなので分かり易いが、ぱっと見はほとんど違いが無い。

DSC00948
だが、一番分かり易い違いは厚み。
説明するまでもなくどちらがMagic Keyboardかは分かると思う(左側)。「Apple Wireless Keyboard」と比べて250gもの軽量化を実現した理由はここにあることがよく分かる。

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細かい違いで、Magic Keyboard最大の欠点と思うのはカーソルキー。
上が「Magic Keyboard」、下が「Apple Wireless Keyboard」。
Apple Wireless Keyboardではカーソルキーが同じサイズで独立していたが、Magic Keyboardは 上下キーがコンパクトにまとめられてしまった

僕は一応プログラムを書いたりする人間なので、カーソルキーって結構使う。これ、結構痛いんですよね、、、

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上が「Magic Keyboard」、下が「Apple Wireless Keyboard」。
もう1つ大きな違いがファンクションキーのサイズ。
Magic Keyboardでは他のキーと同じサイズとなり、統一感はあるのだが、ここデカい必要あるんだっけ?って思ってしまった。

ここを大きくするくらいなら、個人的にはより軽量化するか、カーソルキーを従来のママにして欲しかった。

終わりに

正直キーボードに1万円か〜と思いながら購入したが、質感含めて 本気のキーボード なので高いなりの満足感はある。
そして、圧倒的な軽量化の恩恵は大きい。「Apple Wireless Keyboard」は重くてかさばるため、日常的に持ち歩く事は難しい。だが、Magic Keyboardは薄くて軽い。

たったこれだけと思うだろうが、Macと同じキーボードを気軽に持ち歩ける 恩恵は計り知れない。

また、iPadでも実際使用してみたが、特にキーピッチが19mmとフルサイズである事が大きく、とても使いやすい。というか、文字を打つだけなら本当にMacと変わらない(今まではどうしても我慢している面があった)。これで本当に、テキスト入力程度ならMacは要らないと思えるようになった。

Magic KeyboardとiPadの使用感については、続報として以下の記事でレポートしているが、Magic KeyboardはiPadユーザーにもお勧めです!

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iPadでMagic Keyboardは使える?お勧めはJIS配列とiOS 9での利用。タブレットが遂に本気の作業端末になった!

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先日購入したAppleの新型純正キーボード「Magic Keyboard」。

これは新型iMacに付属していることから、基本的にはMacでの利用が想定されている。特に今回iPhoneなどでお馴染みのLightningコネクタが搭載され、ペアリングや充電が非常に楽になった。

だが、今までと同様Bluetoothキーボードでもあるため、それはiPhone・iPadなどiOS機器でも使えることを意味する。僕は今回iPad Air 2での利用を目的に購入したので、早速使用感などを紹介しようと思う。

iPadが遂に本気の作業端末になったと感じた。本当に便利ですよ!

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使用環境

2015年10月時点で、以下のような構成でレポートしている。

モデル:iPad Air 2 Wi-Fi+ Cellular(SIMフリー)
OS:iOS 9.0.2

ポイントは最新OSであるiOS 9にアップグレード済みである事。
詳しくは後述するが、別にMagic Keyboardである必然性はない。だが、折角1万円以上だして高額なキーボードを購入したのに、iOS 9で使わなかったらMagic Keyboardの魅力が半減すると思う。

iPad Air 2とMagic Keyboardの接続(ペアリング)方法

iPadとMagic Keyboardの接続はBluetooth接続で行う。なので、ヘッドセットなど他のBluetooth機器と手順は同様だ。

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Magic Keyboardの電源を入れた状態で、iPadの「設定→Bluetooth」を選択すると、その他デバイス としてMagic Keyboardが表示されている。

このMagic Keyboardをタップしてしばらく待つと、、、

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こんな感じで 自分のデバイス として登録され、接続済み と表示されるはず。これで設定完了だ。

ちなみにMagic Keyboardはマルチアクセス(複数機器とのペアリング)に対応しておらず、1台の機器としか接続(ペアリング)できない。

つまり、普段は自宅のiMacのキーボートとして使い、外出時はMacBookやiPadのキーボードとして使うなんて場合は、その都度ペアリングをやり直してあげる必要があるため注意が必要だ。

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iPad Air 2とMagic Keyboardによる文字入力の使用感はどうか

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僕はiPad Air 2にこれまたApple純正のSmart Caseを装着している。なので、Magic Keyboardとセットで使用するとこんなスタイルになる。

パッと見た感じは 限りなくPC(Mac) に近い。Magic KeyboardはiPadのアクセサリとしてよくあるコンパクトなキーボードと違い、本来はMac用のフルサイズキーボードなので、iPadよりも横幅が大きいからだ。

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実際の文字入力はこんな感じだ。
iOS 9においても、ATOKなどサードパーティ製IMEでは外付けキーボードを使用できないため、IMEはiOS標準のものとなる。この為、変換が予測変換中心である事など、PCと比べたら使いにくい面は従来と変わらない。

しかし、前述の通りMagic Keyboardはフルサイズキーボードなので、キーを入力する感覚などはほぼPC(Mac)と違わず使用できる。Magic Keyboardはキーストロークが少し浅くなったのが特徴だが、MacBookで採用されたバタフライ方式ではなく従来のシザー方式で、安定性をより向上させているため、とても入力しやすい。

価格は1万円以上だが、iPad用のキーボードとしてよくある5,000円以下のキーボードとは、明らかにレベルが違う快適さ がそこにはある。

ただ、Magic KeyboardをiPadで使う必然性はもう一つある。

JIS配列のMagic Keyboardはかな・英数キーで日本語入力への切替が可能

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僕は今回JIS配列のMagic Keyboardを購入した。
「Apple信者ならUSキーでしょ!」という人は多いし、僕も憧れはあるがJISキーボードを使い続けている。なので、今回もJIS配列とした。

Mac用のJISキーボードはスペースキーの左右に「英数」「かな」キーがある事が特徴(Windowsで言うと左上にある「半角/全角 漢字キーに相当する)。これを押すことで、英数字入力と日本語入力を切替える。ちなみにUS配列キーボードには当然このキーはない。

なのでUS配列キーボードでMacを使う人の多くは、キーボードのカスタマイズツールを使って、「英数」「かな」キーを割り当てる。ちなみにカスタマイズ無しで行う場合は、Commandキー+スペースキー で切替が可能。

前置きが長くなったが、iPadで僕がJIS配列キーボードを購入した理由はそこにある。
通常だと日本語入力への切替は Commandキー+スペースキー で行う事になるのだが、Magic Keyboardだと「英数」「かな」キーで切替が可能なのだ。

iOSではMacのようなカスタマイズは出来ない。なので、USキーボードでは Commandキー+スペースキー で切換えるしかないが、これ滅茶苦茶不便だ。慣れの問題かもしれないが、僕は無理だった。とても日本語を打つ気にならない。これが1発で出来るだけで計り知れない価値がある。しかもMacと同じキー配列だから、作業効率が全く落ちない(MacでもJISキーボードを使っていればだが)。

サードーパーティ製キーボードでも同様の対応が可能なものは多少存在するが、数が少ないし、OSのバージョンアップで使えなくなったなんて話もよく聞く。

高いがApple純正キーボードを使う理由はここにある。
ちなみにこれは旧モデルである「Apple Wireless Keyboard」でも可能。だが、重量が481gもあり、お世辞にも気軽に持ち歩ける重さ・大きさではなかった。しかし、Magic Keyboardは231g。iPadと合わせても1kgに満たない。軽さも魅力だ。
※iPad Air 2+Smart Case+Magic Keyboardだと 850g くらい

iOS 9でショートカットキーによるタスク切り替えやSplit Viewが便利

以降はMagic Keyboardではなく、iOS 9の話になるがPCスタイルでのiPad利用が本当に便利になった。抜粋して紹介する。

ショートカットキーによるタスク切換

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多分プログラマーやWEBデザイナーの方は分かっていただけると思うのだが、Windows・Macに限らず、アプリケーションの切換えにキーボードのショートカットキーを使う人は多いと思う。

WindowsならAlt+Tab、MacならCommand+Tabによる切替だが、iOS 9ではなんとこれがキーボードで出来るようになった。

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こんな感じだ。Windows・Macで使った時とそっくり。
これ滅茶苦茶便利!ちょっと感動しましたねw

Split Viewで原稿作成がはかどる

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iOS 9かつ現状ではiPad Air 2とiPad mini 4しか対応していない「Split View」機能。

画面を2分割して、2つのアプリを同時表示&操作が可能になるという機能だが、こんな感じでメモを書きながら、反対側にはブラウザ(Safari)を表示なんて事が出来る。

僕はiPadをセミナーなどでのメモ入力端末として使う事が多いのだが、今まではちょっと調べ物をしたい時にiPhoneを操作する事が多かったが、これならiPadの方が効率がいい。

本気で作業用端末として使えるようになったと思う。

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iPad Air 2とMagic Keyboardを使って気になった不具合と思われる現象

ここに記載した不具合は2015年10月に公開されたiOS 9.1では解消しているようです

ここまでは大絶賛の内容だが、1つだけ気になる事がある。それは、スリープ後の再接続に関する問題。

例えば、iPad Air 2とMagic Keyboardを接続した状態で、iPadがスリープ(ディスプレイの電源が落ちる)になったとする。この時、数分(間隔では1~2分)であれば、キーボード操作でもスリープ復帰するし、その後のキー入力も可能だ。

だが、スリープ後5分くらい経過してからだと、キーボード操作でスリープ復帰しなくなる(iPadがディープスリープになる?)。ホームボタン押下でスリープ復帰は可能だし、Bluetooth設定画面ではMagic Keyboardに接続状態だが、こうなるともうMagic Keyboardで操作ができない。

文字入力を一切受付けなくなる。解決するにはMagic Keyboardの電源をOFF→ONして、Bluetooth設定画面から再接続させるしかない。
これは地味に不便。iPad Air 2、Magic Keyboard、iOS 9のどれかまたは複合的な問題いなのかは分からないが、近い将来解消されることを祈りたい。

先日iPad Air 2がいつの間にか「Bluetooth 4.2」に対応したというニュースがあったが、

もしかしたらこの件が関係しているのかもしれない。
まあある意味これがBluetoothという無線接続の難点なわけで、近々発売するiPad ProとSmart Keyboardで搭載されるSmart Connector端子って意味があるのだなと思う。そして、これはSurface Proにおいても同じなので。

終わりに

iPad Air 2を購入してちょうど1年ほど経過する。
1年使って思っていたのは、やはりiPadを 本気でアウトプットに使うのは無理 という事だったのだが、Magic Keyboardと組み合わせることで、単純に文章を打つ程度ならMacとほぼ変わらない環境が実現した。

こうなるとiPadのメリットも出てくる。カメラと組み合わせて、写真付きのメモを簡単に作れるとか、外出先でアクセスポイントを気にすることなくネットワークにつなげるとか(Wi-Fi+Cellular版のみ)、軽いという部分だ(特にiPad mini 4だとこのメリットはより大きくなる)。

もちろんコードを書くなんてシーンではまだまだ物足りないが(というかほぼ不可能)、議事録などのテキスト入力中心なら十分。僕の場合元々少ないが今後Macを持ち歩く機会は、さらに減少することは間違いなさそうだ。

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キャリングケースとして使っている「Digio2 タブレットケース」への収納もばっちり。
Magic Keyboard(特にJIS配列)とiPadの組み合わせは、かなりお勧めです!

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【PR】サンワサプライ「両面差し・高耐久ライトニングケーブル」レビュー。リバーシブルUSBで持ち運びにお勧めです(MFI認証取得・製品保証20ヶ月)

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iPhone・iPad・iPod touch用に留まらず、Magic Keyboardなど最近はMac関連アクセサリとしても増えて来たLightningコネクタ。そのケーブルはApple純正のものを使用している人が多いと思うが、特に 端子や継ぎ目の部分 が弱くて折れてしまったなんて人は多いと思う。

そんな方にお勧めなケーブルが、サンワサプライ社が運営するサンワダイレクトがAmazon経由で販売する「両面差し・高耐久Lightningケーブル」。

今回メーカーであるサンワサプライ社からレビュー依頼をいただいたので、紹介しようと思う。
余談だが、サンワサプライ社はPCアクセサリメーカーとして昔から有名だが、実は岡山県の企業。僕は岡山県倉敷市在住で、勿論サンワサプライさんの事は知っていたし、岡山の企業と言うことでいつか接点が持てたらなんて思っていた。

この記事は記事広告なのだが、コンタクトいただき非常に光栄で嬉しくて、ブログやってて良かったなぁと思った事を申し添えておこうと思う。

この記事はメーカー様より商品を提供いただいた記事広告です。
当サイトのポリシーはこちらをご覧ください

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サンワサプライ社「両面差し・高耐久ライトニングケーブル」の特徴

Lightningケーブルなので長さや形状(巻き取り式かなど)くらいしか、差別化要素は基本的にない。そんな中「両面差し・高耐久ライトニングケーブルケーブル」は以下のような特徴がある。

  • USBコネクタに裏表関係なく差し込む事が出来る(=両面差し)
  • ケーブルと端子の継ぎ目の部分にスプリング構造を採用し、耐久性を高めている(=高耐久)

特に高耐久という部分はうれしい。ケーブルが折れてしまったというのは僕も今まで何度も経験しているからだ。

開封レポート

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簡単に開封レポートを紹介するが、ケーブルである事と簡易パッケージであるため特筆することはない。

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中身はLightningケーブル本体と説明書のみ。
※長さは1メートル

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見た目上一番目立つのは、コネクタとケーブルの継ぎ目に当たる部分が、スプリング(金属製)となっていることだろう。これが高耐久という特徴を実現している。

Apple純正Lightningケーブルとの比較

僕がサードパーティー製Lightningケーブルを使う時、一番気にするのはコネクタ(端子)の大きさだ。
何故かと言えば、特にiPhone 6/6sは非常に滑りやすい構造であるため、ケースを付けるのはほぼ必須。なのだが、ケースの形状によってLightningコネクタを接続する部分をどの程度開けているかは様々。

サード−パーティー製のLightningケーブルはコネクタ部分が大きいため、ケースによって差し込めないということは結構ある。1つだけ言えるのは、Apple純正Lightningケーブルなら大丈夫 という事で、逆に言えばそれ以外は使えないリスクを常に抱えることとなる。

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上がサンワサプライ社製、下がApple製。
見ての通り端子の左側にある白い部分が、サンワサプライ社製の方が大きい(Apple製より小さいのは今まで見たことがない)。ただ、大きさの違いはわずかなので、ほとんどの場合ケースに干渉する事はないだろう。
※気になる方は事前に確認する事をお勧めする

気になる使用感をチェック

まずは両面差しである事の確認。MacのUSBコネクタに差してみた。

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表側。

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裏側。
確かに表裏関係なく差せた。リバーシブル仕様は頻繁に抜き差しする時に嬉しい。
僕は外出時にも必ずLightningケーブルは持ち歩くが、出先で主に接続するのはモバイルバッテリー。充電時に裏表をチェックするのって地味に面倒なんですよね。持ち歩き用のケーブルにも向いていると感じた

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そして、高耐久性を実現する為のスプリング構造。これを実感するには使用期間が短すぎるが(1週間程度)、曲げやすいということは強く感じた。

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これはたまたまつい先日折れてしまって使えなくなったLightningケーブルだが、こんな風に折れることはよくある。この構造だと確かに折れにくい気がした。

ただ、スプリング構造も寧ろ外出時に生きるかなと言う感じがした。カバンの中など、色んな場所におくので耐久性が高いに越した事はないのだ。

終わりに

Lightningコネクタとケーブルも登場から3年程経過し、Apple純正以外で特徴のあるケーブルが多く出てきた。

よく聞くのは形状が特徴的であることだが(巻き取り式とかカギ型とか)、このような形で利便性を高めたケーブルが出てきてくれるのはユーザーとしては助かる。勿論、Apple MFI認証も取得しているため、対応する全てのApple製品で安心して利用出来る。この手の製品は海外メーカーも多いが、歴史と実績のある日本メーカーである事もポイントだ(製品保証も1年ではなく20ヶ月もある)。

僕はこのケーブルを外出時の持ち歩き用として使用する事にした。Lightningケーブルはもう何本も持っているよ、って方も多いだろうがサンワサプライ社「両面差し・高耐久Lightningケーブル」は便利だと思う。価格も1,480円とApple純正より安いのが魅力。

ちなみに、このケーブルは本日タイムセールで1,180円で販売しているようなので、興味のある方はお早めに!
2015/10/28 9時頃に予定数量に達して終了したようです。

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iCloudのストレージをアップグレード(購入)する時気になる、請求日と締め日の事。1ヶ月単位なのでいつ契約しても変わりません

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iPhone・iPadなどiOS機器を使っている人で、iCloudを全く使っていないって人は少ないんじゃないかと思う(もし使っていないなら、とりあえず使ってみることをお勧めする)。

僕は現在iPhone 6siPad Air 2を使用しており、iCloudのストレージは主にバックアップ用途で利用していた。だが、無料で使える5GBでは遂に足りなくなったようで、ストレージのアップグレード(追加容量の購入)を行った。

ただ、その時ふと気になった。
追加容量は「50GBが月130円」とかって書いているが、それは1日から起算なのか、当日から起算なのか。締め日は月末なのか、30日間なのかって話だ。

結論から言えば、契約日から1ヶ月(30日間)のようなのだが、検証結果を紹介しようと思う。

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iCloudの追加ストレージの容量と価格

2015年11月現在のiCloudストレージの価格体系は以下となっている。

容量 価格
5GB 無料
50GB 130円
200GB 400円
1TB 1,300円

僕は長年無料で使ってきたのだが、iPhone 6sに変えた後から、「Not Enough Storage」というメッセージが表示され容量不足になってしまった(古い端末のバックアップ情報を削除したのに)。

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どうしようかなと思ったが、2015年9月に値下げされたばかりで、50GBが一番お得かつお勧めだと感じた。何せ、年額でも1,500円程度だ。これで、iCloudバックアップの容量不足が当分発生しないという安心感は大きい。

iCloudバックアップの魅力は Wi-Fi接続時かつ充電中に勝手にバックアップ してくれること。バックアップの基本は自動化なのでいざという時一番頼りになるバックアップなのだ。

iCloud追加ストレージの料金起算日はいつなのか

ただ、気になる事があった。
この料金が発生するのは、契約日からであるのは 「請求がただちに発生」 という記述の通りでわかるのだが、

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例えば10月15日に契約した場合、10月分の契約はどこまでなのか。10月31日(月末)なのか1ヶ月後の11月14日なのか。それは、契約後の表示で分かった。

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僕が契約したのは2015年10月26日。で、契約容量を変更・解約(ダウングレードオプションを適用)する場合、2015年11月25日までに変更するようにと表示されている。

つまり、iCloudの追加ストレージは 契約日起算で1ヶ月毎の請求 ということになる。

終わりに

というわけでiCloudの追加ストレージを契約(アップグレード)する場合は、月初(1日)に契約した方がお得とかは全く無くて、必要になった時に契約でOK ということになるようだ。

iCloudはサービス開始から4年程経過し、かつての.MacやMobileMe(モバイルミー)と比べて随分安定したクラウドサービスとなった。特に便利なのはやはりバックアップ機能で、大事な家族の写真などがiPhoneにだけ保存されているという場合、これがあるだけでいざという時の安心感が全く違う。

iPhone・iPadを利用しているなら必ず使って欲しいと思う機能だが、最近は端末も増えて僕のように無料の5GBでは足りない人も多いだろう。

有料ってだけで使うのをやめる人もいると思うが、今は50GBで月130円なので、安心を金で買うという意味でもありかと思う。

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海外版のSIMフリーiPhone 6s・iPad Air/miniを購入するメリット・注意点とは。価格差より大きなメリットは「シャッター音を消す機能」

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2013年から日本でもApple自身がSIMフリー版のiPhone・iPadを販売するようになり、以前ほど 海外版のSIMフリーiPhone・iPad はもてはやされなくなった。

個人的にSIMフリーiPhoneが最高に盛り上がったのは、iPhone 4Sの時代だと思う。3G回線網としては抜群の強さを誇っていたdocomoのFOMAとSIMフリーiPhone 4Sの組み合わせは最強で、当時電波の弱さに悩んでいたSoftBankユーザー、発売直後で不安定だったauユーザーから羨望の眼差しを受けていた。僕は当時SoftBankのiPhone 4Sを使っていたが本当に羨ましかった。

ところがLTEの開始と、Apple自身が日本国内でSIMフリー版を販売する事で、その人気は一気にしぼんでしまった。まあ、個人的にも余程の理由がない限り買うメリットはないと思う。だが、先日の岡スマで海外版の通販サイトで購入を検討している方がいて、僕なりの考えを伝えたのだが改めてブログ記事としてまとめようと思う。

個人的なお勧め度で言えば、iPhoneの購入はお勧めできないが、iPadなら十分に有りだと思う って感じだろうか。

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iPhone・iPadなどの海外版を入手する方法

スマートフォン・タブレットはフィーチャーフォン(ガラケー)と違い、基本的に世界中で販売されているグローバル端末だ。
代表はiPhone・iPadだが、他にも日本でよく聞くメーカーだとSamsungのGalaxyシリーズやSONYのXperiaは海外でも販売されている。日本で主に大手キャリアが販売する同種の端末は、例えばおサイフケータイやワンセグ・フルセグ対応など日本向けのローカライズが施されているが、基本的な作りは同じ。

だから、海外で購入するという事も意味が無いわけではない。そして、海外版の端末を入手する方法は大きく分けて2つ。

海外旅行・海外出張などのタイミングで現地店舗で購入

これが一番確実な方法だ。
別に自分が行く必要は無くて、例えばハワイに海外旅行に行く友人がいれば、ハワイのAppleストアで購入を頼んで入手する事もできる。余りに数が多いと、税関などで引っかかる可能性があるので、特に友人・知人に頼む場合転売目的で買わせるのはNG と思った方がよいと思うが。

個人輸入の通販サイトで購入する

もう1つが業者を使う方法。いわゆる個人輸入の扱いになるが、例えばEXPANSYSなど有名どころの通販サイトであれば、比較的リスクも低い。

ただ、業者そのものの信頼感は製品が届くまで不明、価格的にはどうしても高くなってしまうなど、リスクは承知の上での購入となる。また、ヤフオクなどにも多数の端末が出品されているが、基本は自己責任になる事を認識した上で利用する事になる。

購入する事を止めはしないが、個人的にはお勧めしない としか言いようが無い。

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iPhone・iPadなどの海外版スマホを購入するメリットは?

海外版のスマートフォン・タブレットはiPhone・iPadに限らず、基本的に 全てSIMフリー版 で販売されている。つまり、購入した端末はdocomo・au・SoftBank・ワイモバイルどこでも使えるし、MVNOでも勿論使える。

かつてはこれが海外版を購入する一番のメリットだった。
だが、2015年現在iPhone・iPadはApple自身がSIMフリー版を販売している。さらに言えば2015年5月以降に発売した端末は(Apple製品だとiPhone 6s/6s Plsu、iPad mini 4以降)は、Androidも含めてメーカー関係無く、半年間の利用でSIMロックは解除出来る。

更に言えば、数年前は超円高だったため、iPhone・iPadに関して言えばアメリカで買うと日本の価格より3割ほど安く買えた。今はほぼ変わらないか、1割安い程度だ。参考までにAppleストアで販売しているSIMフリー版iPhone 6sの価格比較を以下に掲載しておく。
※2015年11月2日時点で「1ドル=120円」で換算しています
※税別価格です

アメリカ 日本(Apple Store) 日本(EXPANSYS)
iPhone 6s 16GB 77,880円 86,800円 88,695円
iPhone 6s 64GB 89,880円 98,800円 104,255円
iPhone 6s 128GB 101,880円 110,800円 116,700円

ざっくり言えば、アメリカで買えば国内版より1万円程度安く買える。だが、EXPANSYSなど個人輸入業者を利用すると国内版より高くなる。といった感じだろうか。つまり、価格的なメリットはあまりない

じゃあ、特に海外版のスマートフォンを購入するメリットはないかと言えば、僕はこの1点に尽きると思っている。

マナーモード時などでカメラのシャッター音が「OFF」に設定出来ること

これはカメラ撮影時のシャッター音に限らず、スクリーンショット作成時の音も含む。これが滅茶苦茶便利なんですよね。僕は昨年iPad Air 2を国内のSIMフリー版として購入したのだが、この点が一番不満だった。

というのもiPadで僕は本をよく読む(dマガジンとか)。で、ちょっと良いなと思った記事があると、クリッピングの意味でスクリーンショットを撮るのだが、当然その時には「カシャーン」という音が鳴る。

これがとてもウザイ。というか、電車などの移動中こそ本をよく読むが、これが出来ない事にかなりストレスを感じるのだ。

iPhone・iPadなどの海外版スマホを購入する上での注意点は

そして、注意点もある。1つは前述の通り2015年時点では価格的なメリットはほとんど無いこと。他にもある。

保証が弱く「AppleCare+」などの延長保証にも加入出来ない可能性がある

海外で購入した端末は、基本的に現地で使用する事が前提となる。通常購入後1年間はメーカー保証が付いているものだが、日本国内でも適用されるかは良く確認しておく必要がある。
※輸入業者を介すると業者が保証してくれるケースもある

ちなみにiPhone・iPadについては、日本のAppleストアに持ち込んでも対応可能と言われているが、店舗によってはダメと言われた情報もあり、一番確実なのは Appleのコールセンターに電話で確認すること のようだ。

ただ、電話で確認する場合1つ問題がある。
無償の電話サポートは 通常購入後90日間 と規定されている。これを延長する場合AppleCare+への加入が必要となるのだが、これに確実に入れる保証もない。

基本的には購入後30日以内であれば、海外版のiPhone・iPadでも アクティベート後、Appleのコールセンターで申し込めば加入可能 と言われているが、これも僕自身は未確認なので購入する場合は事前に確認した方が良いかと思う。

ただ、こんな事ができるのも世界中で端末を販売しているApple製品くらいで、それ以外のメーカーだと延長保証どころか、通常のメーカー保証も受けられない可能性が高いことは認識しておくべきかと思う。

日本で修理対応を受けると「シャッター音」は復活する

そして、これがある意味一番重要な話なのだが、個人的に海外版iPhone・iPadを購入する最大のメリットであるシャッター音が消せるという機能は、日本国内で修理保証を受けて、新品交換されると国内版(シャッター音が消せない)になってしまうという事だ。

海外で購入してそれと同じものが手に入る訳ではないため、何としても壊さないようにする必要がある。

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海外版を購入するならiPadがお勧め

というわけで、僕は海外版の特にiPhone・iPadを購入するのであれば、iPadを購入することを強くお勧めする

理由は2つある。

iPadは利用頻度が低くなりがちなので壊れにくい

1つ目は 壊れにくいからだ
iPhoneはポケットやカバンに入れて常に持ち歩く。触る機会も多い。つまり、落としたりして破損するリスク、機械的に故障するリスクは高い。僕はiPhoneを長年使っているが、大体1年を過ぎると何らかの異常が発生して、大抵はAppleCare+で交換となる。そうなったら、前述の通り海外版を高いお金で購入したメリットが消える。

タブレットを歩きながら操作する人は少ないだろうし、iPhoneユーザーかどうかはともかく、スマートフォンよりも触る機会が多いという人は少ないと思う。つまり、壊れるリスクが非常に低いため、海外版のメリットをより長く享受出来る。

さらに言えば、iPhoneは2年くらいで機種変更する人が多いだろうがiPadはもっと長く使う人が多いと思う。

モデルが1種類でどこで買っても同じ端末

日本でiPhoneを購入しているとあまり意識する事がないのだが、実はiPhoneはグローバルモデルなので、対応する通信方式・周波数・LTEバンドがモデルによって異なっている。

2015年時点の最新版で言うと、iPhone 6sのモデル番号はA1633、A1688、A1700(中国専用)の3種類。iPhone 6s PlusはA1634、A1687、A1699(中国専用)となり、日本では A1688とA1687が流通 が流通している。両者の対応周波数は全く同じだ。

細かい説明は割愛して、例えばiPhone 6sのA1633、A1688の何が違うのかと言えば、FDD-LTEのBand 30とCDMA EV-DO Rev. Aの対応有無。A1633はLTE BAND30に対応するがCDMA EV-DO Rev.Aには非対応、A1688はBAND30に非対応だがCDMA EV-DO Rev.Aに非対応となる。

日本での利用を考えると、LTE BAND30は無視してOK、CDMA EV-DO Rev.Aはauで利用する場合のみ考慮が必要 となる。しかし、auも近年はLTEに力を入れており、ほぼ無視してOKと思う。

という感じで、iPhoneの場合若干ややこしい面があるのだが、iPadに関しては 世界単一モデル。つまり、何処で買っても全く同じものとなる。「日本でも使えるかな?」とか考える必要は一切無い。これはiPad Air・iPad miniは勿論、近々発売するiPad Proでも同様だ。

終わりに

海外版のスマートフォンやタブレットを購入するなんて事を考えるのは 濃い人 が多いと思う。僕も正直この手の製品にあまり詳しくない人にはお勧めできないが、特に海外旅行で購入しようか悩む人は多いと思うので、参考になればと思う。

ちなみに、僕は次にiPadを買い替える時は(購入から2年になる2016年末頃に出ているであろう、iPad Air 3かiPad mini 5辺りを狙っている)、シャッター音が消したいので海外版のSIMフリー端末を買おうと思っている。

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参考サイトと管理人チーがお勧めする関連記事

スマホのSIMカード盗難対策に「PINコード」使ってますか?iPhone/iPadの設定手順

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スマートフォンは連絡先・写真・各種データなど個人情報の固まりだと思う。

この為、iPhoneでは2013年に発売したiPhone 5sの時代からTouch IDという指紋認証技術が搭載され、AndroidでもAndroid 6.0以降OSレベルで指紋認証がサポートされた。

このような事情もあり、端末セキュリティに気をつかう人は多いと思うし、今は業務利用も増えているため、最低でも暗証番号くらいは設定するようになんて会社から言われる人も多いだろう。

だが、端末とセットで利用される、通信回線に気を使っている人は案外少ない。
3G回線(FOMAなど)の登場以降、2016年現在主流のLTE(4G)も含めて、通信回線の契約情報などはSIMカードと呼ばれる小型のICカードに保存されている。

なので、カードを切り換えたらデータ通信がそのままできるのはもちろんだが、電話の発着信も可能になってしまう。

これを防ぐには端末の設定では意味が無い、SIMカードそのものをロックする仕組みが必要なのだが、ちゃんと用意されている。

PINコードと呼ばれるSIMカードに設定する暗証番号だが、その設定方法を紹介しようと思う。

SIMカードのセキュリティ「PINコード」とは

SIMの比較
「PINコード」とは、Personal Identification Numberの略でSIMカード用の暗証番号。

端末では無く上記画像のようなSIMカードに設定する暗証番号であり、これは世界的に決められた仕様だ。また、標準SIM・microSIM・nanoSIMなどの形状に関係無く設定は可能。

この為、例えば今使っている端末がiPhoneでAndroidにSIMを差し替えようと、ガラケーに差し替えようと、端末が必ず認証を求めてくる。

認証を突破しなければ、少なくともデータ通信は起動出来ないし、電話の発着信も不可能。

ただ、iPhoneの場合は端末を起動中にSIMカードの切替が可能であるため、実は操作だけなら出来てしまう。

AndroidやガラケーはSIMカードを差し替えると端末が再起動し、再起動後にPINコードが求められるため、操作も不可能。
※Androidについては端末による。僕が持っているXperia Z3 Compactは再起動する

PINコードの種類

ちなみにこのPINコードは2種類あり、前述の暗証番号はPIN1コードに当たる。

名称 目的 起動タイミング
PIN1コード 携帯電話機の無断使用を防ぐための4~8桁の暗証番号 USIMカードを携帯電話機に挿し込むたび
電源を入れるたび
PIN2コード USIMカード内に保存されているデータを変更する場合に使用する4~8桁の暗証番号 通話時間などのリセット

PIN2コードは、SIMカード内に保存されているデータを変更する目的で使用する。

この為、あまりセキュリティという感じのものではない。

SIMカードのセキュリティと言えばPIN1ロックという理解で良いかと思う。

認証に失敗しロックされるとどうなる?

SIM差し替え、電源ON後はロック解除が必要

暗証番号としては今どきちょっと弱い4~8桁の数値でロックする仕組みだが、厳しい面もあり3回連続で間違えると自動的に「PINロック」がかかる

このPINロックがかかってしまうと、PINロック解除コード(PUK)を入力しなければ解除できない。

ただ、PINロック解除コード(PUK)ってなに?って思う方がほとんどだと思う。

この番号は利用者が任意で設定する番号では無く、SIMカードの発行時にキャリア(docomo・au・SoftBank)が決めているものなのだ。

例えば、docomoの場合だと契約時にもらった控えに記載されている。

docomoの契約申込控に記載された、PINロック解除コード(PUK)

docomoの契約申込控に記載された、PINロック解除コード(PUK)

こんな感じだ。まあ覚えている人はおろか、そんなモノが書かれている事に気づいている人もほとんどいないだろう。
PINロック解除コード(PUK)の確認方法を大手キャリア別にざっくりまとめると、

キャリア 確認方法
docomo 申込み控え
WEB(My docomo)
電話
au au ICカードが取り付けられていたプラスティックカード裏面に印字されている8桁の番号
auショップ
SoftBank WEB(My SoftBank)
SoftBankショップ
電話

という感じで、各キャリアバラバラな対応となっているが、基本的にはWEB手続きが主流のようだ。

ちなみに、PINロック解除コードを10回連続で間違えると完全にロックされてしまい、店頭またはコールセンターでロック解除が必要となる。

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PIN1コードの設定方法(iPhoneの場合)

以降は、PIN1コードの設定方法をiPhoneを例に紹介する。

設定から「電話」をタップ

設定から「電話」をタップ

設定→電話と進む。
電話設定の「SIM PIN」をタップ

電話設定の「SIM PIN」をタップ

SIM PINを選択する
SIM PINを有効にする

SIM PINを有効にする

SIM PINを有効にする
PIN1コードを入力する(4~8桁の数値)

PIN1コードを入力する(4~8桁の数値)

PINを入力する
PINロックが有効となった

PINロックが有効となった

入力後は有効状態となった

PIN1コードの設定方法(iPadの場合)

参考までにiPadの場合の手順も紹介しておく。

iPad(データ通信専用SIM)の場合、設定から「モバイルデータ通信」→「モバイルデータ通信のオプション」を選択

iPad(データ通信専用SIM)の場合、設定から「モバイルデータ通信」→「モバイルデータ通信のオプション」を選択

iPadでは電話では無く「モバイルデータ通信」を選択し、そこから「モバイルデータ通信のオプション」を選択する。

そこから先はiPhoneと同様。

「SIM PIN」を選択

「SIM PIN」を選択

SIM PINを選択する
SIM PINを有効にする

SIM PINを有効にする

SIN PINを有効にし、暗証番号を入力すればオッケーだ。

PIN1コードの入力とロック解除方法

PIN1コードの設定を行うと、SIMカードの差し替え、電源ON時にかならずロック解除を求められるようになる。

SIM差し替え、電源ON後はロック解除が必要

SIM差し替え、電源ON後はロック解除が必要

このような画面だ。
ここから「ロック解除」を押して、

PIN1コードは3回まで入力可能

PIN1コードは3回まで入力可能

PIN1コードを入力すれば、今まで通り使用する事が出来る。
以後、電源OFFや再起動・SIMカードの差し替えをしない限り、入力を求められる事はない。

終わりに

この機能は3Gが始まった、2000年代前半から既に存在しており、今となっては緩いセキュリティだと思う。

だが、それでもあるのとないのとでは大違いで、マイナーなロック機能であるが故に、利用者も少なく、ほとんどの人は「こんな機能あったの?」と驚く。

なので、案外セキュリティとしては有効じゃないかと思っている。

MVNO(格安SIM)の普及、SIMロック解除の解禁などで、通信契約は1人1契約ではないし、通信回線を切替ながら使用するのも珍しく無くなった。

複数SIMを持ち歩くのも当たり前の時代になったからこそ、紛失や盗難のリスクも高まるわけで、最低限の対策はやっておくことを強くお勧めする。

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プログラミングを身近に感じるサービス。Codyl Connect(コーディル コネクト)を体験した感想【AD】

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プログラミングしたことありますか?

2020年度からプログラミング教育が必修化と言われており、これまで一部のプロフェッショナルや、いわゆるオタクがやっているというイメージの強かった、プログラミングが随分身近になって来た。

プログラミングというのは、基本的には英数字が並ぶ文字列なので見た瞬間に「無理!!」って思う人も多いと思う。

実は僕も昔はそんなタイプだった。
僕は社会学部というザ・文系な学部を卒業し、PCが好きだからということでシステム業界に就職したのだが、今考えたら恐ろしく浅はかな考えで、就職直後は本当に苦労した。

それから15年くらいが経過し、紆余曲折を経て今もこの業界で、プログラミングをしながら仕事を続けているのだが、プログラミング言語は、C・Java・HTML・PHP・Swiftなど色々あるものの、基本的な考え方は全て同じだと思っている。

要するに、

ある事象が発生し、それを一定の条件に基づいて処理して、結果を返却する

この繰り返しだ。
この部分を生活に活かすことができるようなサービスが登場した。『Codyl Connect』というもので、

Codyl Connectであなたの生活をプログラムしてみませんか?

というキャッチコピーで開始されたサービスだ。

今回コーディルテクノロジー社よりレビュー依頼をいただいたので、サービスを体験した感想や、おすすめの活用法、プログラマー視点でみた可能性を紹介してみようと思う。

ちなみに、2017年3月時点ではベータ版で利用は無料となっている。

この記事は、reviews(レビューズ)より依頼した企画です。

Codyl Connect(コーディル コネクト)とは

Codyl Connect

生活をプログラムする

がコンセプトのCodyl Connect(コーディル コネクト)は、コーディルテクノロジー社が開発している、新サービスだ。

同種サービスの代表格はIFTTT(イフト)じゃ無いかと思う。
複数のWEBサービスを繋げる事ができるもので、例えば僕はブロガーなので、こんな使い方をよくする。

  1. 自分のブログのRSSに新しい記事が配信されたら
  2. Twitter・Facebookに記事のタイトルとURLを投稿する
  3. さらに、Evernoteに保存する

とか、

  1. TwitterでいいねしたURLの記事を
  2. Evernoteに保存する

みたいなものだ。
とはいえ、無理に使わなくても困らないものは多い。僕は一時期使っていたが、今は利用をやめてしまっている。

様々なWEBサービスを通じて得た情報を、1箇所に集約したり、それを拡散する用途に向いているのだが、1つ1つは公式サービスとして用意されていることも多いからだ。

Codyl Connect(コーディル コネクト)の対応サービス

設定画面

この手のサービスは、外部のWEBサービスとの連携がメインとなる。

各種サービス・デバイスとCodyl Connectを接続する対象を『コネクター』と呼んでいるが、その対象は2017年3月現在だと以下になる。

  • Gmail
  • Googleカレンダー
  • Googleドライブ
  • SMTP/IMAPメール
  • Twitter
  • フィード
  • メソッドバスケット
  • 天気予報(Open Weather Map)
  • iPhone(Bluetooth・iBeacon・Wi-Fi アクセスポイント・プッシュ通知・ボタン・位置情報)

はっきり言ってまだまだ少ない。
特にこの手のサービスとして需要が一番多いであろう、FacebookやEvernote・OneNoteに対応していないのは弱点

これは時間がある程度解決する問題だと思うが、まあこういうサービスと連携したければ、IFTTTなどを使った方が早いと思う。

Codyl Connect(コーディル コネクト)が凄いと思う所

Codyl Connectアプリからの通知

ベータ版と言うことでまだまだ過渡期のサービスとは思うが、Codyl Connectの面白いと思う所は、WEBサービスを繋げるというよくある仕組みだけでなく、スマホの情報を使ってPUSH通知が送れるというところだ。

むしろこれが『肝』であり最大の特徴だと思う。

というのもこのサービス、2017年3月時点ではiOS 9.3以降で動作するiPhoneシリーズ, iPadシリーズに対応ということで、Androidには対応していない。

Androidでは『Tasker』というアプリがあり、例えば、

  • スマホの位置情報を使って通知を送る
  • Wi-Fiのアクセスポイントに接続したら、特定の動作を行う

なんて事が設定出来る。これをどう使いこなすかは悩ましいものの、Androidでしかできなかったことの一部がiOSでできるというのが僕にとっては便利と感じた。

誤解のないようにして欲しいが、IFTTTなどの先行サービスでも対応はしている。現状でできる事にそれほど違いは無いが、iPhoneユーザー的に可能性を感じるという意味で期待しているのだ。

ただ、多くの方は、

それの何が凄いの?メリットは??

って思うだろう。
Codyl Connectは生活をプログラミングするサービスだ。プログラミングとは創造であり、できる事はほぼ無限にあるので、これは一例に過ぎないが、僕が考える便利な使い方は、

入退室管理

だ。といっても、会社でよくあるIDカードとかではなく、家族、さらに言えば子供の入退室管理として使えるなと思っている。

以降は、それを具体的に試した結果を紹介しようと思う。

家族の入退室管理をスマホで『自動化』する

家族の帰宅を管理するのに、監視カメラはやり過ぎ

家族の入退室管理なんて何に使うのかと思うだろうが、特に共働き家庭だと、子供が誰もいない家に帰ってくることがある。

  • 無事に帰っているのか
  • いつ帰ったのか

って情報は子供が小さい頃は気になると思うが、だからといって防犯カメラのようなものを用意したり、会社の入退室管理のようにカードをかざすなんて、面倒だしコストもかかる。

さらに言えば、子供とは言え監視されている感じは気分のいいものではないだろう。

Codyl Connectを使うとこれが、

  • 安価に構築できる
  • 監視される側(主に子供)は特に何もしなくて言い
  • 監視する側(親)も能動的に確認する必要は無く、スマホにPUSH通知が届くので確認が楽
  • やめたいときはすぐにやめられる

というのがとてもいい。
家族とは言え『監視されている感じが嫌』ということもあるだろうし、適度な緩さは大切だと思う。

緩さのポイントは、例えばWi-Fiをオフにすれば検知されないし、設定的にはWi-Fi接続(帰宅)とWi-Fi切断(外出)の両方を設定可能だが、敢えて片方だけ設定する事もできる。

僕の場合は、とりあえず、

  • 2台のiPhone(iPhone 7とiPhone 6s Plus)で設定
  • 1台のiPhone(iPhone 7)が特定のWi-Fiアクセスポイント接続すると、2台にPUSH通知

という設定で構成してみた。

セットアップ

セットアップにはまずアカウント設定が必要になる。

ログイン方法はTwitterかEmailアカウント認証

SNS連携による認証はTwitterのみだった。
WEBブラウザ経由でのアクセスでも、専用アプリでも同様だ。

Codyl Connect
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ

ちなみに、端末(iPhone・iPad)との連携はログインした端末が対象となる。

つまり、2台の端末に設定する場合は、とりあえずその2台でログインしておく必要がある。

一連の処理をCodyl Connectでは『シナリオ』と呼んでいる(IFTTTでいうレシピ)。

シナリオはテンプレートから作成することも可能

作成画面では、

  • 新規シナリオ作成
  • テンプレートから作成

の2種類が選べるため、最初はとりあえずテンプレートから作ってみることをおすすめするが、今回は『新規シナリオ』で進める。

ところが、スマホアプリ上から(正確にはWebViewだが)設定できると思いきや、確かに新規シナリオとかはできるのだが、

新規シナリオの編集は、iPhoneからは不可

新規シナリオの場合、画面の横幅が足りないのでデフォルトでは作成不可だった。

まあ後述の画面をみれば納得なのだが、iPadかPC(Mac)からじゃないと設定出来ないというのは、利用者が増えた場合に厳しいだろうと感じた。

以降の設定画面はPCのもので解説する。

Wi-Fi接続でPUSH通知のシナリオを作る

作成画面

作成画面はこんなもの。

イベントウォークを新規作成

まずは、『イベントウォークを新規作成』を選択して、処理の流れを作成する

イベントウォーク編集画面

すると新規作成画面が表示され、

  • main
  • abort

というフローが表示される。プログラミング経験のある人ならスッと理解できると思うが、一般的にはちょっと分かりづらい。

mainは通常処理、abortは異常処理くらいの認識で良いと思う。つまり、通常はmainだけを作れば良い

state(処理)を追加する

間の『+』を押すと『state』という箱が増えて、そこで何をするかが設定出来る。

コネクターを追加

すると、ステート遷移、タイムアウト、コネクターが出てくるが、とりあえずコネクターだけを設定する。コネクターの追加を押すと、

新しいコネクターを作成

このように作ったことがあるものは優先的に表示されるのだが、最初は何もないはずなので、新しいコネクターを作成を選択する。

コネクターの選択肢

Wi-Fiアクセスポイントを選択

ここで、今回は『Wi-Fiアクセスポイント』を選択。
※画面上では1度設定したため、表示されているが

作成完了

iOSデバイスを選択すると、ログインした端末が表示されるので、Wi-Fi接続を監視する端末を選択する。

コネクター追加後の画面

するとコネクターの作成が完了しこのような表示になる。

メソッドというのは組み込まれた処理みたいなイメージだろうか。例えば、『TRIGGER:when connected』はWi-Fiに接続という意味で、その時どうするかを設定出来る。

Wi-Fiアクセスポイント接続イベントの設定イメージ

ここでは、Wi-Fiのアクセスポイント名(SSID)を設定する。
設定しない場合どのWi-Fiでも接続したら通知されるため、自宅のアクセスポイント名を設定するのがポイントとなる。

stateをもう1つ追加

そして、またstateを追加する。

PUSH通知のコネクターを追加する

次はPUSH通知を設定。先ほどと同じくコネクターを新規追加し、PUSH通知する端末を追加する。

iPhone 7のPUSH通知設定

iPhone 6s PlusのPUSH通知設定

2台の場合は対象を追加して、こんな風に設定した。

設定後のイベントウォーク

設定後の画面はこんな感じだ。
メッセージは任意だがとりあえず「Wi-Fiに接続」としておいた。

シナリオを有効化

その後、設定画面に戻り、

  • 今すぐ実行を押し
  • スケジュール設定を有効

にすれば、設定は完了だ。

実際に通知はどのように送られるか

設定が完了すれば、あとは特にやることはない。
今回のシナリオの場合、

iPhone 7が特定のWi-Fiアクセスポイントに接続すると、2台のiPhoneにPUSH通知

というものだ。

実際に自宅に入って、iPhone 7がWi-Fi接続状態になると、

Codyl Connectアプリからの通知

こんな感じで、iPhone 7とiPhone 6s PlusにPUSH通知が飛んできた。バッチリだ。

タイムラグもほぼない。アクセスポイント接続後1分以内で通知が届く

ちなみに、PUSH通知はCodyl Connectのアプリを介して行われるため、対象アプリがインストールされている前提になる。

PUSH通知なので、とりあえず見たら終わりという手軽さと、地味に便利なのがアプリ上で一覧確認できる事。

今回の用途だと、いちいちアプリを開くことはほぼない。見て終わりなので、未読通知がどんどん増えて行く

アプリに届いた通知は『一括既読』できるのが嬉しい

アプリでそれを確認すると、一括で既読化出来るというのがとても嬉しい。

終わりに

Codyl Connect

今回紹介した事例は、ほぼ無限にあるCodyl Connectの使い方の1つに過ぎない。

プログラミングというのは、もちろん言語毎に制限はあるし、Codyl Connectも全てが自由と言うわけでもない。

だが、例えば『Wi-Fiアクセスポイントに接続』というイベントを契機にやることも、パターンはほぼ無限大だと思うし、それこそがプログラミングの面白さだと僕は思っている。

プログラミングというとどうしても身構えてしまう人が多いのも事実だが、プログラミングの思想的なものに触れるという意味でも、Codyl Connectは可能性を感じるサービスだと思った。

作る楽しさ

は子供も大人も一緒だと思うからだ。

是非試してみて欲しい。

Codyl Connect
カテゴリ: 仕事効率化, ユーティリティ

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